エコバッグ/書いたものの価値

Posted at 08/01/27

本当に心の底から出てくるものだけが価値がある。

と思いました。

いや、それは思っただけで何かに話がつながるわけではないのですが。

***

金曜日に松本の整体道場に行って腰を直してもらったのだが、多分心がうまく切り替わらないせいでまだあまり調子がよくない。長野県は本当に寒くて、なんだかいるだけでイヤになってくる感じがある。土曜日の朝に上京し、オアゾで気分転換。「えん」で牡蠣フライを食べ、丸善4階のインドフェアで敷物とお香(サンダル=白檀とジャスミン)と香台を買った。地下に降りてナチュラボでパイナップルと林檎のドライフルーツを買い、Somethig Rougeでイチゴのモンブランを二つ買って帰った。

家に帰ると、『カメラ日和』の読者プレゼントの「earthオリジナルエコバッグ」が届いていた。

テレビや有名な雑誌のプレゼントはなかなか当たらないが、「こういう雑誌もあったんだ」というくらいの雑誌のプレゼントは結構当たる。エコバッグもあまりいいのがなかったし(ていうか持ち歩くのが面倒でなかなか使わないんだけど)、まあこのくらいならいいかなと。

ジュリア・キャメロン『あなたも作家になれる』は啓発されるところが多い。「書く」という行為にはいろいろな関門がある。しかし最終的には、自分の心の奥底の本当の流れに届くことが出来るかどうかが自分にとって「書けた」という実感に到達できたか否かということなのだろうと思う。そことつながりえた文章は強く、そうでないものは脆い。実感は多分、書いた本人にしか分からない部分があるのだと思う。ただその文章がいいか悪いか、力強いか弱いかは、読む側にもよくわかる。そういう場所に至るまでに書くという行為の中にあるいろいろな関門をどのようにして抜けていくかということについて、かなり懇切にこの本は解説してくれていると思う。うまく書けない、と思うときには原因があるのだ、ということが分かり、闇雲に悩んだり苦しんだりする必要から解放される感じがする。少なくとも私の場合は。

あなたも作家になろう―書くことは、心の声に耳を澄ませることだから
ジュリア キャメロン,Julia Cameron,矢鋪 紀子
風雲舎

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