アンジェラ・アキ「モラルの葬式」:ニューアルバム『Today』より
Posted at 07/09/22 PermaLink» Tweet
昨日。午後から夜まで仕事。新しい仕事が入り、それ関係で少し忙しく。8時過ぎの特急で上京。昨夜は久しぶりに時間通りに到着したのだが、隣の席の人が座席から溢れそうな恰幅のいい人で、しかも酔っ払っているのか時々こちら側に腕とかがぶつかってきて困った。
最近、特急の中では暇なときはmixiを携帯で見ることが多いのだが、これもあまり集中しすぎると疲れてしまう。昨日はどうもそういうパターンにはまってしまって、なんだか疲れてしまった。
帰宅するとポストにamazonに注文してあったアンジェラ・アキのニューアルバム、『Today』が届いていた。早速DVDを見たりCDをきいたり。ただ疲れていたので全部は見通し、ききとおすことができず、翌朝回しになった。自室の新聞受けには区役所の国保年金課からの不在預かり(郵便)の知らせがあった。2時ごろ就寝。いや、もう少し遅くなったかも。
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朝起きたら9時。郵便局に電話するが全然つながらず。受話器が上がってるのだろうか。アンジェラのニューアルバムを聴く。彼女のアルバムは、インディーズ時代のものが『One』、昨年六月に出たメジャーデビュー盤が『Home』、今回の二枚目が『Today』と、非常にシンプルな題名。観念的であるともいえるし、そこにとても強い思いが込められているともいえる。私はもちろん全部持っているが、今回は前二作がとてもよかっただけに、ちょっと不安もあった。シングルカット(古い表現だ)された曲では『サクラ色』がダントツでいいのだが、他の曲はそれほどでもないという印象だった。
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しかしそんな印象も「モラルの葬式」を聞いてぶっ飛ぶ。もうただひたすらカッコいい。前にも書いたが、アンジェラという人の歌詞の世界はかなり観念的で、時にはそれが聴いていて辛くなることがある。あまり歌詞を聴こうとしないでメロディに身を任せていれば楽なんだが。しかし、この「モラルの葬式」は彼女の持つ観念性と、これもまた彼女の歌詞の特徴の一つである幻想性の、その二つがうまく融合していて、もう涙が出るほど感動した。
今までの曲で観念性と幻想性の融合ということで成功していたのは『Home』の「大げさに愛してる」で、私はこの曲がかなり好きなのだが、「モラルの葬式」はそれとは全然別の方向で、寓話的というかなんというか、とにかく聴いてもらいたい曲。そしてアンジェラの声でこれが歌われるというところがどうしようもなくいい。(ただのファンだな)
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そのほかいいと思うのは表題曲の『Today』。「トゥデーイ、トゥデーイ、トゥデーイ、トゥトゥトゥトゥトゥデーイ」」というリフレインがいい。
ということで、思ったより収穫があった。やっぱアンジェラはいいな。(ただのファンです)
朝少し家事をした後、面倒なので城東郵便局まで歩いて取りに行くことにする。歩けば大体30分くらい。ちょうど運動になるかと。日差しはまだまだ結構強い。日陰を選んで歩く。明治通りはなぜか歩道に人が多い。土曜日だからか。最近この道を歩いていなかったから気がつかなかったのだけど、ずいぶん店とかが変わっている。一番変動しているのは小名木川の貨物駅が再開発で空き地になっていて、昔はヤードが広がっていたところのど真ん中に向こうに抜ける幅広い道が出来ていることだった。特徴のある場所が、どこにでもある場所に変わっていくことは、なんだか残念だ。
城東郵便局に行くと、同じ預り証を持っている人が並んでいる。受け取って判明したのだが、10月1日に更新される新しい国民健康保険の保険証だった。江東区内か、城東局管内かは分からないけど、5万通が配達されたのだという。その分不在も多かったということで、局員5人で対応したが電話はパンク状態だったのだそうだ。早めに見切りをつけてとりに行ってよかったと思った。
ちょうど昼時になったのでどこかでご飯を食べようと思い、結構よいとんかつ屋があったのを思い出して大島一丁目の方に行く。途中で髷を結って浴衣を着た力士を見かけた。このあたりは下町だから相撲部屋が多い。考えてみたら国技館も歩いて20分くらいだろう。下町に住んでいると力士を見るのは割と日常なのだが、考えてみたら日本でもこのあたりだけだろうな、そんな状況は。
とんかつ屋でロースかつ定食を食べて、歩いて帰る。北砂三丁目まで来て、そういえばいいケーキ屋があったということを思い出し、探しながら歩く。場所が変わっていたが、店はあった。『Sable』という店名なのだが、これはフランス語で「砂」という意味。なにしろ「砂町」だからね。ケーキは全然砂っぽくないですよもちろん。美味しい。無花果のケーキとモンブランを買う。日差しが強い。
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