初音ミク/メロンパンの歌/エディット・ピアフ

Posted at 07/09/29

執筆、仕事、特急で上京、朝生を少し見て二時ごろ就寝。

8時20分頃起床。物を片付けたり、こまごま。ちょっと熱中してネットをいろいろ見てしまった。『初音ミク』というのを最近よく目にするのだが、mixiのニュースを読んでいて、音楽を作る(DTMというらしい)ソフトだと知る。

初音ミク HATSUNE MIKU

クリプトン・フューチャー・メディア

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mixiではこれを使って音楽を作り、それをニコニコ動画で流すことが流行っていて、新しい才能の発掘につながるのではないか、ということが書いてあった。【ニコニコ動画】【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】というのを見たのだが、音質もすごいし、声もきちんと聞き取れる。合成の音声でこれだけ聞けるものは今までなかったのではないか。テクノポップと相性がいいのは当然だろうなと思う。また、『ニコニコ動画』も久しぶりに(メンバー制限をして以来初めて)見たが、音質や使い勝手もずいぶん向上してるんじゃないだろうか。

当初は多分こういう「萌え」系の音楽が多くなるだろうが、いろいろな可能性が秘められている。「マダム・バタフライ」とかを歌わせても面白いかも。

またこれもmixiで見つけたのだが、『メロンパンの歌』というのもおかしかった。現役小学生シンガーソングライターだそうだ。

それらとは次元の違う話だが、『談志・陳平言いたい放題』を見ていたら、エディット・ピアフを取り上げていたので見たのだけど、感動した。あの映像のDVDは買ってもいいな、と思うくらい。

素顔のエディット・ピアフ DVD-BOX

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『愛の賛歌』のレコーディングのときだろうか、その姿を見ていると本当にぞくっとするというか、カメラ目線なのにカメラを全然見ていない、とでも言えばいいのか、そもそもカメラの存在など文字通り眼中にないというべきだろうか。「視線の強さ」、というより「存在の強さ」とでもいうべきものに驚かされる。

その姿を見て思い出したのは、美空ひばりだ。美空ひばりもジャズやシャンソンを歌っているが、なんと言うか彼女もそうだが、ピアフも何の限定詞もつかない、単なる「歌」をうたっているという凄みを感じる。魂が歌を欲しているから、ただ、歌うのだと。そして若くして(現代で40代や60代での死は若死にといっていいだろう)死んだところも共通している。

映画が公開されたことと関係があるとは思うが、エディット・ピアフそのものがもう一度見直されていい存在だと感じた。

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by Luke Peterson

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