ドストエフスキーとか小名木川とか

Posted at 07/09/16

昨日。なんとなく変な感じが続き、暗くなってから出かけた。おかげで『オーラの泉』は見逃した。『世界ふしぎ発見』は間に合ったが。キツネザルは全然知らないことが多くて、面白かった。

丸善丸の内店で本を見て、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』第3巻と佐藤健志『本格保守宣言』(新潮新書、2007)を買う。「人間は世界をいくらでも理想的な状態に持っていける」という進歩派の迷妄を排し、「理想が実現するのにもほどがある」という認識を持った保守の思想の必要性を説いている、ようだ。まだ30ページ。

本格保守宣言 (新潮新書 225)
佐藤 健志
新潮社

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『カラマーゾフの兄弟』はあまり読み進められず、現在まだ第2巻の212ページ。ドストエフスキーについていろいろ調べる。1821年生まれ、1881年没。勝海舟が1823年生まれなのでほぼ同じ世代だ。作中ナポレオン3世の話がよく出てくるから舞台になっている時代は1860年代ということだろう。アレクサンドル2世による農奴解放が1861年で、それ以降の話なのでこの時代に限定される。

カラマーゾフの兄弟3
ドストエフスキー,亀山 郁夫
光文社

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夕食をどうしようと思って丸善の4階のカフェに行ったらちょうど8時半でクローズドになってしまった。結局地元のセブンイレブンで弁当を買って帰る。夜もなんだか中途半端で、12時ごろ寝る。

今朝は6時に目が覚める。いい天気でヴェランダに出ると空気がさわやかだったので散歩に出かけた。普段と違う道を歩いてみると何か新鮮な風景があり、この道は魅力的だなと思った。何の変哲もない道だが。まっすぐ北に向かってその道を歩き、最終的に小名木川に突き当たる。小名木川は、江戸市内から行徳に抜ける運河として開鑿された運河で、当初は波打ち際の浅いところを掘って東西の航路を開いたのだが、時代が下るにしたがってその南側にも後に市中に組み入れられる深川や、郊外の近郊農村・漁村地帯になる砂村新田が開かれた。今では海ははるか南、新木場よりさらに先の若洲海浜公園まで行かなければならない。運河は広いのがそこまでに一杯あるけど。

小名木川と横十間川の交点にあるクローバー橋まで行って橋の上で東西南北を見る。橋のたもとでは釣り人がたくさん竿を下ろしていた。

家に戻ってきていろいろやろうとしていたところに友人から電話がかかってきて話す。昨日話のもつれたところをたどりなおしてみたが、結局どちらも譲れないところがあってそれ以上は仕方ないねという話になる。まあそれは仕方がないよな。

午後は近くの小さなスーパーに買い物に出たらしまっていた。休みなのかつぶれたのか分からない。仕方ないのでイオンまで歩いて昼食の買い物。

午後は洗濯をしてからPCの前に向かうがなかなか文章が書けず。暑いし、なんだか話がもつれた影響で頭がボーとしている。野球を見たり相撲も見たりしながら何とか立て直し、日記のエントリを3本書く。

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