酒の力を借りるのは本意ではないのだが/コンサートマスターが指揮を代役/でもそんなの関係ない

Posted at 07/08/20

昨日。友人と話していて、自分が思っている以上に白髪が多いという印象を持っていることが分かり、かなり凹む。見た目が若いということはコンプレックスでもあり安心感の持てるところでもあったのだが。

午後銀座と日本橋に出かけ、本を物色。買いたいのが見つからず、地元の書店で買った。あんまり意味がない。

午後は久しぶりに『本を読む生活』を整備したり。帰ってきたらIKEAのカタログが集合ポストに入っていて、近くに出来たのかと思ったら南船橋だった。遠すぎる。

暑いのだがあまり汗をかかない。水分は呆れるほど取っているのだけど。ちょっと頭も熱いし、軽い熱中症なのかなと思っていたのだが、夜久しぶりにビールを飲んだら急に汗が吹き出てきた。つらつら考えてみるに、ビールを飲んだから頭がぼおっとして頭の緊張がほぐれたということではないかと思った。酒の力を借りることは本意ではないのだが、それで体調が戻るならたまには酒もいい。その後はもう止まらないくらい汗が吹き出てきて、何回も下着を替える破目になったが、しかしそのくらいには暑いんだから悪いことではないのだと思う。考えてみれば白髪が増えているのもこういうふうに頭がなかなか緩まないということと関係があるんだろうなと思った。なるべく活元運動をするように心がけてはいるのだが、なかなか十分に出ることは少ないし。

テレビをつけたらたまたまN響アワーをやっていて、ラヴェルの『ボレロ』を楽器の紹介付きで見ていたらへえっと思った。やたらと同じ旋律を繰り返す曲だとは思っていたが、これだけたくさんの種類の楽器が旋律を弾いていたとは。そういうことを知ってきいていなければ、魅力は半減だな、ある意味では。

それから、指揮者が急遽指揮できなくなったときにコンサートマスターが代役を務める(自分のパートは弾きながら)というのは話には聞いたことがあったが、N響で実際にアシュケナージが振れなくなったときにコンマスが弓を振りながら演奏している映像を見て、(チャイコフスキーだった)これは感動した。コンサートマスターってどうして特別扱いされるのかいまいちピンと来てなかったが、急場のときにはこれだけのことをやらなければいけないわけだ。(誰にでもできることではないだろうけど)すごい重みというか、場を仕切る力とか曲を完全に把握していることとか、いろいろなことが求められるのだ。

寝る前にmixiを見ていたら小島義雄という芸人の話題が出ていて、YOUTUBEを見たら大笑いした。YOUTUBEにはいくつも映像があるが、ナイナイとでてるのは涙を流して大笑い。これも笑うが、つまり元ネタはビリー隊長ってことなのか?イヤよくわからないけど。

朝起きたらまた大汗かいている。ビールの力はすごいな。新陳代謝能力が格段に上がる。朝から洗濯機を廻して大量に下着とタオルを洗う。

朝ネットでニュースを見ていたら、金子光晴の戦時中の作品が新たに発見された、というのがあった。金子は反戦詩人として紹介されているが、「でもそんなの関係ない!(リフレイン)」金子は詩人として言葉の力が違う。詩そのものにどんどん注目して欲しい。

2010年実施の回からセンター試験に過去問が出題される可能性があるらしい。たしかに特に古典などは問題の出し方に限りがあることは否めない。変にマニアックな問題になるよりは、基本的な文章がちゃんと読めることを試すことの方が大事だろう。

しかし小島義雄を何本も見ていたら頭の中のリフレインが止まらなくなってしまった。さんまの番組が特にそうだが、こういう単純である意味暴力的な(笑)ネタにどれくらい乗れるかというのは芸人の質とかなり関係がある。「でもそんなの関係ない!」

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