最近、雑誌ばかり読んでいる

Posted at 07/04/22

最近、雑誌ばかり読んでいる。と、いうことに、さっき気がついた。

もう感想は書いたが、ウェブデザインノートの01号と02号。


Webデザインノート 01



Webデザインノート 02


北欧デザイン特集で熟読した『TITLE』5月号。スカンジナビア三国とフィンランドのデザイン。デザイン的ではあるけどちょっと垢抜けない、という印象は確かにあったのだが、この号の特集に出ているものはどれもセンスがいい。実はこの号にはかなり影響を受けてしまったのだが、それはあとで書く。

TITLe (タイトル) 2007年 05月号 [雑誌]

文藝春秋

このアイテムの詳細を見る


金曜日夜、上京する電車の中で読み耽った『AERA』20号。AERAを買うのは何年ぶりだろう。特に読んだのは「佐藤優という『罠』」。この特集自体で指摘されているように論壇の寵児となった佐藤優の批判(あるいはバッシング)記事は今まで不思議に無かったが、この記事がややそういう部分も併せ持っている。こういう何様的かつ高飛車な書き方は朝日新聞系でないと書けない。ほかの記事でも「貞操義務わめく清廉なる自民党のセンセー方」だとか「『授乳格闘家』谷が起こした母乳論争」とか、何様?的な題名のつけ方のセンスは際立っている。キリンのどごし<生>のCMにでている新人の小さな女の子が何だか池脇千鶴に似てるなと思っていたが本人であることがこの号のCMページで確認できた。AERAも意外に使える。

今日書店で立ち読みしていたら『正論』にも佐藤勝のバッシング(批判というべきか)記事が出ていた。そろそろ左右とも佐藤に感心するだけでなく嫉妬する人たちも前面に出てきたのかもしれない。佐藤も相当戦略的で策略的な部分がある人であることは間違いないが、これらの批判が佐藤の全体像をとらえきれてはいないように思う。ある意味ダヴィンチ的な、ものすごく間口の広い人なので、どんな批判をしても一面的な印象になってしまうという点で、批判者が不利だ、という人物は、最近見たことが無い。

今日は昼間、『わしズム』2007年春号を購入。最近わしズムは買ってなかったが、この号ではこうの史代が「私の青空」「私の白日」という二編を寄せていて、(特に「私の白日」の方はある意味戦慄する。こんな表現がありなのか!と叫びたくなる感じがする。鬼才が好き勝手を許されるとなんでもしてしまうということの典型だ。それだけでも『わしズム』という雑誌の存在価値はある。というか、これだけ好き勝手できるのにこうのさん以上に好き勝手している作家がいないのはどうしてだ?)それが決め手となって買った。座談も面白かったけど、やっぱりこうの史代だな。それにしても業田良家の『独裁君』がピンクのページなのはなぜだろう。ちょっと読みにくいと思うんだけど。

わしズム 2007年 5/18号 [雑誌]

小学館

このアイテムの詳細を見る

夜には銀座に行った帰りに東京駅で『モノ・マガジン』を購入。幻のコーヒー復活プロジェクトだとか、発泡日本酒とか歩き回れる二本足寝袋とか、変なものがたくさん紹介されていて可笑しい。アフィリエイト提携もしていることだし、読んでみようと思って買ったのだが、これはいい雑誌だ。一般に女性誌の方が情報が充実していることが多いのだけど、男性誌にしてこれだけ特定の分野でないものが充実している雑誌は見たことがない。私が見たことがないだけかもしれないけど。

モノ・マガジン オンライン

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday