上杉謙信萌え
Posted at 07/04/05 PermaLink» Comment(2)» Tweet
昨日は東京でもみぞれが降ったそうだが、信州でも昼ころに雪が舞った。ちょうど用事でびらをまいていたのでこりゃあ参ったなあと思ったが、すぐに上がったので助かった。それにしても昨日は冷えた。夕方にもう一度まいたときには少しは気温は上がっていたようだったが。しかしびらを撒くのも20年ぶりくらいなので気合は入ったが気が疲れた。
夜の仕事はあまり忙しくなく。ネットの作業にかなり時間が割けた。少しずつ進歩はしている。早く自分の思うようなテンプレートを自在に使えるようになりたいものだ。
夜は『その時歴史が動いた』を見る。上杉謙信萌え。引用されている謙信の言葉を聞くと、この人は本当の強者だなと思う。『洛中洛外図屏風』が信長から謙信に贈られたものだとか、図中に謙信が描かれているとか、初めて知ったが興味深い。「青そ」という織物原料で富強化したというのも初耳だ。ああこれが越後上布の原料だったのか。「北越軍談」という史料の存在も初めて知った、というか私は上杉謙信は子どものころ戦国の武将たちの伝記(ほかに武田信玄、北條早雲、毛利元就が取り上げられていた)をまとめたものを読んだことがあるだけで、ほとんど知らないんだなあということを再認識した。上杉謙信、大河ドラマになればいいのに。絶対見るぞ。
「たとえ信長億万の群衆を列ね…」という科白がかっこよかったのだが、番組ホームページでみても一部しか紹介されていない。ちょっと機会があったら探してみたい。「上方表に武勇に誇る僻者ども一騎一卒も生きて返すべからず」というのもかっこいいな。両方とも『北越軍談』からの引用で、この史料の評価はネットで見るとまちまちだが、文学として読むとぞくっとするものがある。しかし武将の記録からこういう「軍記もの」を一切排除してしまったらどうにもならなくなるから、吟味はしつつも参照する必要は今後もあるだろう。『北越軍談』とか『上杉家御年譜』とか、一度読んでみたいな。久々に歴史への心が騒いだ。
そういえば水島新次『あぶさん』などでも謙信のことはときどき引用されている。だいたいあぶさんの息子の名前は「景虎」なのだ。謙信好きなのは水島が新潟出身だからだと思っていたが、それだけじゃないんだなと再認識した。
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"上杉謙信萌え"へのコメント
CommentData » Posted by 本能寺モエル at 07/04/08
”上杉謙信”と”萌え”は並べて書いてもいいんだー。
ものすごくかけ離れている二つのような気がしますが、
そうかそうか、言葉の使い方って自由自在なんですよね。
目からうろこが落ちました。
CommentData » Posted by kous37 at 07/04/08
確かにかけ離れまくりですが…^^;;
「楠木正成萌え」って以前書いている方がいて、ちょっとウケたものだから真似風味なんです。
でも上杉謙信、武将で僧の装束で薙刀持って、キャラクターとしてビジュアル的にも『萌え』要素は実はかなりあるかも。(笑)