PCゲームもりぃもりぃ／コンピュータの本来の用法

有名なのかもしれないのだが、ブラウザだけで無料で遊べるPCゲームをたくさん集めたブログを見つけた。

PCゲームもりぃもりぃ

これは大人から子どもまで誰でも楽しく遊べるという点で、とてもいいのではないかと思う。

それにしても、ネット上に『無料ゲーム』がこんなにたくさんあるとは思わなかった。自分がいま子どもだったら、朝から晩までネット漬けになっていただろうなあと思う。なんだかすごい時代になったと改めて思う。

しかし考えてみたら、私などが最初にコンピュータに出会ったのはゲームだった。当時はまだまだ原始的なテニスゲームとかを自宅のテレビに接続してやっていたが、高校生の頃、100円のゲーム機の『ブロック崩し』が出現し、学校帰りによくニチイの屋上で何ゲームもやったものだった。再ゲームになるとお金が節約できるのが嬉しくて、高得点を狙ったものだった。しばらくしてインベーダーゲームが流行りだすと今度は当てるのではなく避けなければならなくなり、それはどうも苦手でその時点でゲームから離れてしまった。そのあとでコンピュータゲームがこんなに隆盛するとは全く予想外だった。

まあそんなことを考えてみると、「コンピュータの本来の用法」というのはある意味ではゲームなのかもしれない。もちろんそれは言い過ぎだが、「電子計算機」だった頃からやはりゲームは作られていたんじゃないかと思う。副産物は副産物ではあるが、かなり巨大な副産物であることは確かで、コンピュータが人間精神に与えた影響力の大きさという点では相当大きなものであろうと思う。

第二次世界大戦中に必死で電子計算機を開発していた軍事技術者たちは、数十年後にこんなことになっているとは、夢にも思わなかっただろうとは思うが。