自分の記憶が分からない/「くわがたツマミ」

Posted at 07/01/13

昨日帰京。昨日はいろいろなことがあって盛り上がったり何だかぼおっとしてしまったりだんだんネガティブなイメージが強くなってきたり、ちょっと困った。相変わらず一番御しがたいのは自分の心ではあるが、一つのアイディアも自分のいる場所を変えて見ると感じ方が全然異なってくるので、どうしたものなのかなあと思う。

午後から夜にかけて仕事、最終で帰京。いろいろやっているうちに、自分が『王様の仕立て屋』の13巻を買ったのかどうかが分からなくなってきた。その値段を払ったメモは残っているのだが、別の漫画のことかもしれないし、何だか毎日書いているはずのブログの行動記録もその日に限って適当なことしか書いてないので自分の記憶をたどれない。ずいぶん頭の中が散らかっていた日であることは確かなので、困る。本棚をかなり探してみたのだが見つからない。同じものを二冊買うのは何だし、どうもつまらないことを考え込んでいる。こういうことを考えているうちに気分というものはネガティブになっていくんだよなあと思う。

王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 13 (13)

集英社

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まあつまり、今はノリが下降気味の傾向が出てきたということだろう。あまり無理しないで、ゆっくりやればいいということか。

SAPIOの記事とか、読了した『100の悩みに100のデザイン』の感想とか、書こうというアイディアはあるのだが、いちおうあとにまわしておこう。

100の悩みに100のデザイン 自分を変える「解決法」

光文社

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そうそう、ひとつだけ。ネットを見ていたら「くわがたツマミ」というものを見つけてこれが面白かった。

くわがたツマミ ねんどろいど くわがたツマミ&じょしちゃん (ノンスケールPVC塗装済み完成品)

グッドスマイルカンパニー

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最初見たときはなんじゃあ、と思ったのだが、『くわがたツマミ オフィシャルサイト』を見て大笑いしてしまった。(クリックするとムービーが始まるので要注意)ママが人間でパパが昆虫で間に生まれた女の子がツマミちゃんらしい。思いっきり異種婚姻譚なのだが、よく出来た話で久々に好きなものかもしれない。

異種婚姻譚というとまあ鶴女房だの何だのというのが昔々の典型的なものだが、マンガではひさうちみちおが「カバの国の人」だの「ロボットとの混血」だのというテーマで書いていた。このマンガもしまいこんでどこかに行ってしまったし、もう絶版になっているようなので紹介できないが東京三世社から出ていた『夢の贈り物』という本だった。

ひさうちの本では「カバの国の人」とか「ロボットとの混血」というのは在日朝鮮人のアナロジーであることは読む人にはすぐわかるように書いてある。その当時の差別意識とか、そういうテーマに触れた実は結構シビアな内容のものだったが、「くわがたツマミ」は全然そういう重さがない。しかしこの荒唐無稽な設定がなければやはり面白くないことは確かで、このへん微妙な線で成功していることは確かだ。

まあよろしければ見てください。

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