弔問

昨日帰郷。特急の中では『100の悩みに100のデザイン』を読む。さまざまな問題解決の技法としてのデザインとはこういうものかと眼を開かされた思い。興味深い。

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山梨県に入ったあたりで雪が積もっているのに気がつく。長野県に入ると半端じゃない雪だ。地元で降りると歩道の雪はだいたい除雪されているがうずたかく積まれている。場所によっては滑りやすいところもあり、びっくり。

実家に帰ると、親戚のお年よりが亡くなったのを知る。葬儀には都合が悪くて出られないので、水曜日に弔問に出かけることにする。それまで経歴など全然知らなかったのだが、戦前高等工業学校を出て飛行機を作っていたということをはじめて知った。びっくりだ。

仕事はやや忙しい程度だったが、終わる直前に大物を持ち込まれ、宿題になる。家に帰って食事をした後で少しやるが、頭がよく動かないので朝起きてから片付けた。寝る前につけていたストーブの灯油が切れてしまったのだが、給油するのが面倒で朝に回す。起き抜けに玄関で給油するのは寒いのだが。

朝起きて散歩がてらセブンイレブンまで歩き、香典袋とスーパージャンプとビックコミックとホットゆずドリンクを買ってから、筆ペンがないのに気づき慶弔両用の筆ペンを買う。帰ってきて準備し、足湯をし、腕を暖める。コーヒーを飲んだあと出かけ、隣の駅まで電車に乗り、駅から20分ほど歩いて親戚宅に。ここを訪ねるのはもう10年ぶりくらいだろうか。20年ぶりくらいかもしれない。故人の子供たちが揃っていて、お線香をあげたあとこもごも昔話をする。お葬式の方が正式の場だが、こうした弔問のほうが話もできるし、返ってしみじみするなあと思った。

今日は晴れている。雪も融けるだろう。

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