職人仕事

昨日が一番忙しい日の筈だったが、今日まで延長された。まあ人生いろいろなことがある。朝から出かけて、夜まで仕事をして、東京に戻る予定。

『ナポリ仕立て　奇跡のスーツ』読了。いい本だった。それぞれの職人についてコラム風にじっくり書いているため、全部まとめてこう、というようなことはいえないが、ナポリの仕立て服の立体的な魅力と同じように、ナポリや仕立て屋の町カサルヌオボについて、また多くの職人たちの生き様について、ほんとうに立体的に描かれていて、ほんとうにいい本として大事にしたいと思う。今後私がナポリで仕立てられたスーツを着る機会があるかどうかは分らないが、こういう存在があるということを知っただけでものすごく得をした感じがする。職人が精魂込めて作ったものというのはほんとうにすばらしいものだなと思う。

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今日は雲が垂れ込めていて、薄ら寒い天気。まあしかし、一番心にかかっていた嵩の張る仕事は終わったので、気は楽だ。

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