アメリカに初の黒人大統領が誕生するか/『アンネの日記』を火中に投じるネオナチ
Posted at 06/10/20 PermaLink» Tweet
昨日は朝から出かけて松本で仕事。今回の仕事のうち一番どうなるのか予想のつかなかった回だったのだが、自分なりに受け入れられる片付け方が出来てほっとしている。午後の田舎道を歩くと風が快い。朝夕は冷え込むのだが、日中はかなり暖かく、風も優しい。途中まで歩いたところで同僚の車が拾ってくれ、駅まで送ってもらった。電車の時間までかなりあったので近くの本屋に行って本や文房具を見る。長野県ではどういうわけか、本屋では必ず文房具を売っている。文房具屋には本は置いてないが。
夜は仕事の始末をつけたり別の仕事をしたり。夜食事をするとき報道ステーションを見ていたら唐カセンの平壌訪問のニュース。この『厳命』の人が今中国外交のトップだと言う。北朝鮮はどのような反応をしたのか。
夜は疲れて早く寝た。朝も6時には起きられず6時半になる。散歩に出かけ戻る。朝は曇っていた。9時に歯医者の診察があって出かける。今回で一応治療は終わり。結局、右上だけ歯槽膿漏が進んでいた原因はわからずじまいなのだが、状態はよくなっているとのこと。なんだか面倒な病気だ。
今はかなり晴れている。歩くのが気持ちいい。帰ってきて何の気なしにCNNを見る。ラリー・キング・ライブでイリノイ州選出のバラック・オバマー上院議員のインタビューを見ていたが、非常に好感のもてる人物だった。ケニア移民とアメリカ人の間に生まれたと言うことだが、母親の名はイギリス系の名なので白人か相当古くからいる黒人ということではないかと思う。この人物が次回の民主党の大統領候補に名が上げられているという。確かに東アフリカ系の顔をしているのだが、とてもスマートでインテリジェントな印象を受けた。1961年生まれで若々しいし、カリスマ性もあり、黒人政治家らしいあくの強さもない。グーグルで検索してみると日本語ではほとんど名があがらず、僅かに東亜日報でアメリカ政府はipod政府を目指さなければならない、つまりよく仕事が出来て競争力がある政府を作らなければならない、と発言しているのが引っかかるくらいである。端的に言って日本では全く注目されていない政治家といっていい。細かい政策を熟読しているわけではないので問題がないと断言は出来ないが、非常に興味深い人物である。
民主党の大統領候補といえばヒラリー・クリントンだが、ヒラリー氏よりはるかに好感が持てる。スピーチの内容もジェファソンやフランクリンを引用したり、アメリカの「結束」を訴えていて、二つのアメリカの分裂に苦しむ現代にはふさわしい政治家だ。サイトに共和党のリンカーンの肖像画が掲げられているのは、「分れた家は立つことが出来ない」という有名なリンカーンの演説に由来するのではないかと思う。
まだまだ黒人大統領を選出するような度量はアメリカにはないような気もするが、タイガー・ウッズのようなさわやかさを持つ黒人大統領が選出されるならば、アメリカもまだまだ捨てたものではない、という気持ちにさせられる。まだまだ日本では知られていないが、注目したい政治家だ。
***
小川洋子が谷崎賞を受賞した。もうますます凄い感じだ。『深き心の底より』を読み進む。『アンネの日記』についての考察が深く、実は読んだことのないこの本をはじめて読んでみてもいいなと言う気にさせられた。同じ昨日にドイツではネオナチが『アンネの日記』を大勢で火中に投じて気勢をあげたのだと言う。人間の中の何かと何かの戦いは、人間の心の底でも、政治的な行動としても、ずっと続いている。
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