アンジェラ・アキ『英語でしゃべらナイト』/第10番惑星エリス/フレッド・アステア『恋愛準決勝戦』

Posted at 06/09/16 Trackback(1)»

昨夜帰京。特急の中でビールを飲んだら眠くなってほとんどアンジェラ・アキを聞きながら寝入ってしまっていた。新宿で中央線に乗り換えて座った席にR25が置いてあり、見たことがなかったのでぱらぱら見ていたが、まあ「ただ」、という雑誌ではあるなと思った。電車の中で見るくらいの軽いノリ。しかしテレビ欄で11時からの「英語でしゃべらナイト」にアンジェラが出演するというのを見て目が覚めた。

東京駅で地下鉄に乗り換え、地元の駅で下車して早足で家に帰り、家の中に走りこんでテレビをつけると11時25分くらい。ちょうど番組が終わるところで、最後にアンジェラがボズ・スキャッグスのカヴァーの「We're all alone」を歌うところだった。「人間は皆一人だから 闇をかきわけ共に歩く人 求めてる We're all alone, all alone…」

この曲はインディーズ時代のミニアルバム、『One』に収められていて、いい曲だと思っていた。ほかのトークはまったく聞けなかったが、この一曲を聴けただけで本当に満足。R25のおかげだった。逆に余分なものがなくこの一曲だけが聞けたということが、強い盛り上がりを呼んだのかもしれない。いや純粋に嬉しかった。

ONE
アンジェラ・アキ
インディペンデントレーベル

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そのあとなんとなくネットを見て時間をつぶし、朝起きたら10時過ぎ。いろいろやりながらネットを見たりテレビを見たり。冥王星「降格」のきっかけを作った「第10番惑星」の名がIAUでギリシャ神話の不和の女神、「エリス」に決められたという。エリスというのは「三美神の争い」をきっかけにするトロイ戦争の際、その争いのきっかけになる黄金の林檎の実を投じたという不和の女神である。既にこの矮惑星には衛星も発見されていて、エリスの娘としてヘシオドスの『神統記』に出てくるディスノミアの名がつけられたという。こちらは「無法状態」を表しているらしく、「不和」の娘にふさわしい。冥王星騒動のきっかけとなったということでエリスと名づけたらしいが、皮肉好きのヨーロッパ人が考えそうな名前である。

チャンネルをザッピングしていたら『談志・陳平のいいたい放題』に久しぶりに行き会い、舞の海が出ていたのでしばらく見た。談志が舞の海の大ファンだというのは知らなかったが、なるほどと思う。久しぶりに「八艘飛び」や「三所攻め」の映像を見て懐かしかった。

そのあと、フレッドアステア主演の『恋愛準決勝戦』というミュージカル映画を紹介していたが、これが凄い。アステアはオードリーと共演した『パリの恋人』しか見ていなかったが、この原題"Royal Wedding"のアステアの踊りはもう神技というか、心底かっこよく、若い頃のアステアの踊りを十分に堪能できた。中でも壁で踊ったり天井で踊ったりするシーンは大うけだった。単純な仕掛けなんだろうけど、そういうのが面白いというところが凄いんだ。

Royal Wedding

Warner Studios

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さてまとまりのない日記。これからちょっと出かけよう。


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