『マタイ受難曲』/中国人不法就労事件

Posted at 06/04/14

今朝は曇り。「バロックの森」では今週は『マタイ受難曲』が流れている。第二部後半の方は明るい曲調になる。ずいぶん昔になるが、ノイマイヤーのハンブルクバレエ団が来日したとき、『マタイ受難曲』をバレエ化したものを見たことがあった。『受難』という曲なのに明るいな、という印象が残った。

昨日は仕事の合間を見つけて有機化学を少しずつ勉強してみる。始めてみるとなかなか面白い。化学の勉強など受験以来だから考えてみれば25年ぶりだが、当時の化学Ⅰは有機がほとんどなかったから、何をやっても新鮮だ。物理はどうも頭がこんがらがるが、化学の方が多少は勉強しやすい気がする。

午前中は少し散歩して駅に切符を取りに行ったついでに湖畔まで足を伸ばす。湖につくと肥の匂い。たまらん。今の時期はあちこちの農地で肥料を撒くからそこの水が湖に流れ込み、湖全体にそういうにおいがつくのかもしれない。早々に退散。コンビニで『コミック乱TWINS』を買い戻って読むが、『仕掛人梅安』が休載。ネタ充実のためしばらく休むという。それなのに表紙を梅安にするのはどうかと思うな。

中で面白かったのは「真田十勇士」。話を知らなかったからだが、大坂夏の陣の際、豊臣秀頼は死ななかった、という説に基づいているということを知って驚いた。秀頼は猿飛佐助らに伴われて薩摩に落ち、大坂で発見された秀頼は十勇士の一人、由利鎌之助が影武者になるというわけである。「花のようなる秀頼さまを 鬼のようなる真田が連れて 落ちも落ちたり鹿児島へ」(だったかな)というわらべ歌をどこかで読んだことがあるが、「真田十勇士」がその節に基づいていることを知って何だかじんとしてしまった。後は読切りの佐々木慧「戦国外伝 馬借異聞」というのが馬借と一揆の関係をマンガにしていて興味深かった。土山しげる「忠臣蔵」も話の筋はだんだん興味深くなってきた。

ニュースを聞いていると、中国人の不法就労事件で中国大使館の参事官に出頭要請とのこと。実際のところ、こういう話は山のようにあるだろう。外交官特権を利用して悪どいことをやる例はどこにもざらにあろうし、要請に応じなければ敵対的な行為をしたということで追放という手続きになるだろうが、ある意味一罰百戒でもあるので、毅然とした対処を願いたいものだ。


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