賀正/紅白歌合戦とウィーンフィル・ニューイヤーコンサート

Posted at 06/01/01

賀正。

昨日は実家の大掃除を済ませ、自室を掃除。そうこうしている間に弟の一家が到着。子どもたちが遊ぶのを横目に、私は玄関と床の間の花を生ける。毎年この新年にだけ生けているのであまり上達はしないが、その年はその年なりにいろいろ考えて生けているのでなかなか楽しい。上の妹の家族も到着し、にぎやかに。お年取りの食卓を囲みながら紅白を見る。話をしたりテレビを見たりなので見ていないところも多かったが、松浦亜弥は本当に何でもこなせるんだなとまた改めて感心。紅白はみのもんたが出たりいろいろだったが、私的には日本野鳥の会の復活が希望、というくらいかと。ユーミンが出ると言うのもびっくりだった。

行く年来る年が始まって手長神社に二年参りに。あちこちで知り合いにあう。破魔矢と熊手を買い、甘酒をもらって、焚き火に当たる。古い縁起物を火中に投じ、火は燃え盛る。帰って来てしばらく話をし、2時ころ就寝。

今朝は9時ころに集まってお雑煮。やはり新年は大勢いるほうが楽しくてよい。元旦の行事は一通り済み、11時30分の特急で上京。久しぶりに我が家に戻る。当たり前だがほとんどの店が閉まっているので何もかわずに速攻で帰宅。しかし八重洲地下街が閉鎖されているのははじめて見た気がする。

午後は疲れが出てぼおっとしながらテレビを見たりネットを見たり。レッズが天皇杯で優勝。三菱重工の時代には結構優勝していたんだなと改めて確認。しかし、そりゃ70年代とかのことだった気がするが。正月番組はあまり見る気がしなかったが、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは後半はほとんど見た。前半は西友に買い物に行ったので録画してある。あとで見よう。それにしても、ヨハン・シュトラウスというのがこんなにいいとは思わなかった。今まで認識不足だった、とは思うが、いかにウィーンという町と密接な関係があるかということも改めて認識した。モーツァルトは世界性があるが、シュトラウスはウィーンローカルだ、といってもいいかもしれない。都市と音楽家の組み合わせがこれだけ幸福な例はほかにないのではないかと思う。

買い物に行きながら、新しい作品の構想が浮かぶ。本格的に勝負できる作品を書きたい。新年の希望である。

ニューイヤーコンサートでバレエのシーンが織り交ぜられていたが、ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団だった。ノイマイヤーの作品は20年位前にバッハの『マタイ受難曲』を振り付けしたのをみたことがある。現代バレエというが、どうもなんだかアメリカっぽいと言うか、そんなに好きではないところがある。でもまあ、なんだか懐かしいなと思うものだった。

そんなこんなで、どうぞ今年もよろしくお付き合いのほどを。


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