雪が降っている

Posted at 05/12/24

日記ということで日々起こったこと思ったことを書いているのだが、どうも今日は何を書いてもあまり面白くない感じがする。メリー栗羊羹、と書いてみようかと思ったが、その後が続かない。

昼過ぎに丸の内の丸善に出かけて『公家侍秘録』の4巻と5巻を買う。増刊号にしか掲載されないマンガなので分量が少ないようだ。しかし江戸時代後期の京都の様子がそれなりによく書けているなと思う。政治史を追いかけると江戸が中心になるが、文化財とか「お宝」というようなものを追いかけると、圧倒的に京都なんだなと感心する。煎茶道というものがどういうものか知らなかったが、江戸時代に茶道の俗流化に対抗して文人やインテリの間で流行したと言うことを知り、奥が深いのだなと感心。そういう薀蓄を中心にいくつも話を作っていくのは大変だろうなと思う。作者は私と同郷の人らしく、へえと思う。

昼間はなんとなくテレビをつけたら『談志陳平の言いたい放題』で東條由布子氏が出ていてちょっとびっくり。「人の業を突っ込んで話す」のが仕事の談志師匠と正義感の塊のような東條氏ではなかなかうまくかみ合わないような気もしたがまあなんとなく無事終了。12月12日の談志の国立演芸場での高座風景も流れてああこういう落語を語る人なのかと改めて思う。テレビでいろいろ喋っているときと比べて、一言で言って真剣度が違う。寝てる客に怒鳴りつけたと言う話がいくつもあるが、あのテンションはそうでなければ成り立たないものなのだなと改めて思う。テンションの高い語りを聞きに行くためには、こちらのテンションも高めるのがいわば義務なのだと思う。そうでなければ何も無理して聴くことはないのだ。

夜はこれもたまたま『オーラの泉』を見る。今日は上戸綾、新庄剛、増田恵子の3人。新庄の回が爆笑ものだった。この番組いつも面白く見ているのだが、今日はなんだか見終わった後に考えてしまった。自分がやっていることを振り返ったと言うか、これでいいんだろうかと思ったと言うか。ここの所ちょっといろいろと自分自身に向き合わされることが多いのだけど、今日もなんだか物思いに沈んだ。メリー栗金団。

女子スケート。なんとなく、世界レベルの大会などとは違い、変なバイアスがかかっているような気がしてしまって仕方がなく、あまり見る気がしない。『日本フィギュア界』というものが『選びたい選手』が高得点を挙げるようになっているような気がしてしまう、偏見なのだろうけど。どちらにしても浅田が出ないのならオリンピックも見る気はしないだろうなとは思う。男子は見てもいいな。メリー栗最中。

考えたところで何が出てくるわけでもないのは分かっているのだが、考えてしまう。そんな12月24日。東京は雪は降らないが寒い。散髪をして頭はすっきりしたのだが、中身はしんしんと雪が降っている。

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by Luke Peterson

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