25年ぶりにドイツ語をかじってみる/臭いものを追いかけない/アーリー・アメリカン調の椅子
Posted at 05/10/16 PermaLink» Trackback(1)» Tweet
断片的に。というか、書き始めるときは何か大きなテーマを持っているわけではないことが多いのだが、結果的に何かについて書いてしまいほかのことは書かなくなることもままある。書きたいことがいくつもあるときは長大になる。だから本当に断片的であるかどうかはこの時点ではわからない。
昨日はあまり集中してものをしない日にした。少しだけきちんとしたのはラテン語の勉強。少し問題をやっていたらだいぶ忘れていることに気がついた。初等文法ほどどの言語もマスターが難しいなと思う。
ついでにと思い、フランス語の文法書を見てみる。これも初歩的なことをかなり忘れているなということが判明。せっかくだからもう一度やり直してみようかなとも思う。順番はどうなるか分からないが。ついでにドイツ語の文法書も引っ張り出す。実はジュニアのときの第二外国語はドイツ語だったのだ。ドイツ語はそういうわけで最も早く挫折した言語なのだが、今見直すと文法的にはラテン語と共通の概念が多いことに気がつく。与格・奪格なんてどこかで聞いた概念だなと思っていたが、もともとドイツ語でやったものだったのだ。あのころは何がなんだか分かっていなかったが、今ならだいぶましだ。やはり印欧語の学習は、日本では英語の学習が重要な基礎になる。高校レベルの英文法が理論的に完全に理解できていたらそのほかの印欧語を理解するにも相当な助けになる。中高での学習が語学力のために非常に重要だと改めて認識した次第。
いろいろ口に出していってみると、早々に投げ出したはずのドイツ語が特に発音的には一番感覚が残っていた。なんだかんだ言っても18歳でやったことというのは残るのだなと思う。ドイツ語は最初の名詞や形容詞の格変化がうんざりするほどあって非常に面倒なのだが、この当たり、私の読んでいる語学書が古くて厳密に記述されすぎている気もする。現代のドイツ語テキストはどんな感じなんだろうと25年ぶりにちょっと見てみようかなという気もしてきた。
***
ソフトバンクは川崎のサヨナラヒットで崖っぷちに踏みとどまった。今年は何とか日本シリーズに勝ち進んで欲しい。今日明日で決着がつくことになるが。
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最近、いいもの、つまり匂いで言えば芳しいものによく気がつくというより、異臭を発するものに注意が言ってしまうという傾向があってどうかと思う。人間を見ても、いいな、と思う人より奇妙だな、と思う人のほうに注意を惹かれてしまうということである。短い人生で、変なものにばっかりかかずらわっていてはすぐ終わってしまうから、あんまり変なものに関心を寄せたくはないのだが。女性新人議員のニュースについても、どうもそんんなかんじの評価を下していることに気がついた。魅力のないものの中からより奇妙なものをかぎ分ける嗅覚があっても人生は楽しくならない。
昨夜、江原啓之と美輪明宏の出ている「オーラの泉」という番組を見ていたら友人から電話がかかってくる。この人もオーラ系の人なのでどうも奇妙な偶然だなと思いつつ話をしていたが、近くの古道具屋でアーリー・アメリカン調の椅子を500円で買ったといっていた。いくら古ぼけているとはいえ、それはものすごい掘り出し物だ。アーリー・アメリカンという言葉で自分の中のイメージがさあっと広がる。オーラの泉ではないが、自分の前世は開拓時代のアメリカにいたんかいな、という感じである。アメリカ人というのは嫌いなところも多いのだが、勤勉な時代の初期のアメリカ人には引かれるところも多いのだ。ひとしきり羨む。
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そういうわけで、昨日は本を全然読まなかった(ゼロではないが)のでその内容についても書くことがなく、ほんとうに断片的になった。今日は今日とて課題が山積。さてさて。
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from 30過ぎて留学生になった at 05/10/17
副専攻単位として取っている3クラスのうち2クラスは 取らなきゃよかったなぁ~・・・・ と後悔しておりますが、 残りの1クラス、言語学:Syntaxは結構気に入ってます。 やっていることはComparative Linguistics同様、 言語のパズル解きだけどSyntaxのパズル解きはなぜだか楽
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