フリーよりプレゼント/拉致事件急展開の可能性/佐藤ゆかり代議士/性格の悪さが幅を聞かす時代
Posted at 05/10/15 PermaLink» Tweet
昨日帰京。特急から降りる前にジャケットを着ようとしたら肩がぐきっとなった。以前、一度肩はやっているので忙しくなってきた最近は警戒していたのだが、そういうことは無意識の動作のときに起きるもので、参った。今のところそう支障があるわけではないが、気をつけてはいなければいけないようだ。
Wind and Flowersという写真のカードのサイトをやっているのだが、最近はあまり更新していない。開始以来、1000枚以上が誰かのグリーティングに使われたというのはなんだか不思議な感じではある。しかし、10000近くひとつのカードで使われている人がいるのにはかなわない。やはりよく使われるのはかわいいイラストで描かれているもののようだ。私のようにとりあえず写真を何の芸もなく出しているだけなのは、これだけ使ってもらっているのが僥倖というものなのだろう。というようなことでこちらの楽描本舗というサイトを見ていたら、presentというページがあるので何かなと思って見たらフリー素材の提供コーナーだった。なるほど、「フリーです」というより、「プレゼントです」といった方が、もらっていくほうも嬉しいしありがたい感じがするな、と思った。こういうあたりのセンスがいいなと思うし、日本人らしい、と思う。
夜遅くなんとなくいろいろなサイトを見ていたら、変な感触があったのでトレンドマイクロのオンラインスキャンをかけてみたら、案の定変なウィルスに接触していた。それからファイルを削除したり今まで避けていたウィンドウズアップデートをしたりゾーンアラームをセットしたりしていたら3時を過ぎてしまった。
朝起きて、もう一度オンラインスキャンをかけてみるとまだ残っている。仕方ないのでウィルスバスターの評価版をインストールする。そしたらせっかく入れたゾーンアラームを削除しろとでるし、仕方ないので指示に従いつつインストール完了。なんだかずいぶん重くなった気がする。
西新井病院等朝鮮総連に関連の深い団体に強制捜査が入った。テレビで見た情報によると、拉致事件の捜査が山場を迎えているのだという。拉致事件が政治決着に向けて動き出しているという話はあまりきいていなかったが、この捜査はその面でも相当強く北朝鮮にプレッシャーをかけることになるとコメンテーターはいずれも高く評価していた。それは一方では日朝国交正常化とバーターの動きであるようで、結構危ない綱渡りだなと思う。特定失踪者を含めて数百人といわれる拉致被害者を全て奪還し、日本および北朝鮮、また周辺諸国等にいる関係者を全て処罰して(もちろん金正日も責任を取らせるべきだが)完全に解決することが国交回復の最低条件だろう。そのためには日本国内の捜査は重要だ。朝鮮総連関係者がかなり激しい捜査妨害活動をやっていたようだが、日本で共生していく意思があるのなら、こうしたことにはきちんと協力してもらいたいと思う。
3人の女性新人議員の外国人記者クラブでのインタビューを見ていたが、3人3様の灰汁の強さではあった。佐藤ゆかりが一番ポイントが高かった気がするが、片山・猪口が無邪気に自分の権力欲やキャリアを誇示しているのに比べて、佐藤が実は一番の曲者かもしれないという気がする。くのいちとか刺客とか言われている一番のモデルはやはり彼女だろう。あの滲み出る一種謎のパーソナリティーといい、少々古いが「毒婦」という言葉を思い出す。彼女らの口から男女同権云々という言葉が出るとなんだか典型的な学校秀才だなと溜息をつきたくなるが、学校秀才が評価されるのがいまどきの世界の風潮ではあろう。しかしフェミニズムというのは当然権力闘争理論であるのだから、佐藤ゆかりの口からそういう線の言葉が出るとある種の凄みを感じる。権力格闘技のファイターたる政治家の世界に入れば、実は一番実質的な権力をつかみそうなのは佐藤ではないかという気がする。無責任な人物月旦だが。
村上世彰のことを合法的な総会屋だと言う人がいたが、ある意味そうかなとも思う。まあしかしそういうアナロジーだけでは表現しきれない部分が、今の時代にはいろいろでてきたなあと思う。いろんな形でさまざまな変化が現れてきたが、これからしばらくはやはり経済の時代なのだろうなと思う。
しかし、楽天が野村克也氏に1年契約を求め、講演等の収入も何パーセントかを球団に供出しろといったという話には驚く。物を知らないというか、人を将棋の駒としか考えていないというのがありありというか、もしそう思っていたとしてもそれは表に出さないのが礼儀というものだ。シダックスの会長は野村氏に「恥をかくことになるぞ」、といっていたらしいが、すでに大恥というか面子丸つぶれである。正直言って楽天を応援する気は失せたし、三木谷社長の方針だとしたらなんだか性格が悪いとしか言いようがない。
まあそれにしてもずいぶん性格が悪いというか人間性が全く評価できない連中がずいぶん社会の表で風を切って歩く時代になったものだなと思う。「談志陳平の言いたい放題」で、野田聖子のことをくそみそに言っていたが、全くその通りだ。どういうものが現代に求められているものかははっきりとはいえないけれど、とにかく単純に「道徳」というようなものが再構築されないともう日本は無茶苦茶になるのではないかと思われてならない。まあここに至るまでには何十年もの助走があるわけで、レミングの集団自殺のようなものかもしれないのだけど。
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