台風、菅直人、駒苫、人民解放軍の台湾上陸作戦

Posted at 05/08/26

穏やかな雨は降ったが風は吹かず、あれ、と思っているうちに台風は行ってしまった。夜のニュースでは台風情報ばかりで困ったが、首都圏直撃となるとそうなってしまうのだなと思う。自分が東京にいるときはどうも思わないが、コースから外れたところにいるとほかのニュースもやってほしいと思うくらいには、人間が勝手な生き物だ。

切符を駅に取りに行くと、駅前のデパートの前で管直人、もとい菅直人が演説をしていた。生菅を見るのは何年ぶりか。「このような田舎町では郵便局は必要なんです!」などと演説していたが、この街には数十年前の繁栄(といってももちろん田舎なりにだが)の思い出の中に生きている人がたくさんいて、そういう人たちはこの町を「お町(町に「お」がついてる。田舎とは違ってエライという意識がある)」だと思っていて、「田舎」呼ばわりされるとむっとする人がいるんじゃないかと思った。応援演説に来る中央の政治家というのはそういう地域の微妙なアヤがわからない。それが当落に影響するのかどうか、まではわからないが。だいたい応援されていた民主党の候補の人がどういう人か、まるでわからない。

朝は曇っていたが、今は全く台風一過の青空で、強い日差しが戻ってきた。もう秋になりかけたかと思っていたが、どっこい夏も死んでない。

駒苫の問題については昨日は奥歯に物が挟まったようないい方になってしまったが、こちらのようなジャーナリストが取り上げているし、おおむね私の思ったような感じだが、変に推測で物を書かなくても真相は明らかになっていくだろうから、とりあえず書くのはやめにしようと思う。学校側もどうも「被害者」側に「謝罪」したくない事情があるようで、高野連に「謝罪しろ」と「命じられる」形を取ってから言われる通りにします、という方向性を取っている。ただ対応がまずいというだけでなく駆け引きのようなものも感じられるし、裏の事情がいったいどうなっているのか、歯に衣を着せているというかなんというか。

政治の方も一段落したのか、森前首相が小泉首相と会食し今度はご馳走だったとゴキゲンだったとか、国民新党が公明党の重点選挙区である東京12区に公明党を敵に回したくないという理由で候補者擁立を見送ったとか、チンケなニュースしかない感じ。

まあしかし、そんなのんきな国内のニュースとは異なり、中国とロシアは合同軍事演習を行っているが、人民解放軍の台湾上陸作戦のシミュレーションがネットにリークされたという。この映像だけでは真偽の程ははっきりしないが、しかし台湾統一を「大義」とする中共政府がそうした研究を行わない方が不思議なわけで、いつも爪を研ぎ角を磨いている巨大な軍拡国家が隣にあることは忘れてはならないと思う。

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by Luke Peterson

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