杉浦日向子さん亡くなる

Posted at 05/07/25 Trackback(1)»

夕方日比谷に出て友人と飲む。店を出たらかなり強く雨が降っていた。

大手町で東西線に乗り換えると、スタンドの新聞に「杉浦日向子死去」の文字。あ…。亡くなったのか…。何か不思議なほど驚きがない。数年前に隠居宣言をしてから何年経ったか、なにかそう遠からずこんなことになるような予感が私の中にはどこかにあった。

まだ若い。慟哭に似た記事を書いていらっしゃるブログによると、高橋留美子、高野文子もまた同じ世代のようだ。近藤ようこも一年上。高橋留美子は私はほとんど関心がないが、後の三人には私自身にも大きな影響を受けている。

そのなかでも杉浦さんは一番愛想がいいというか、テレビに露出して親しまれていただけに、世間に与える衝撃も大きいだろう。しかし、離婚したとかいうことではなく、私は何かこの人が幸が薄いというかあまり長くは生きないのではないかという気がしていた。なぜそんな縁起でもないことを思ったのか、よくわからないのだが…

彼女が現今の江戸ブームの最大の立役者であることを、多くの人は認めるだろう。江戸という時代の面白さ、魅力を広く知らしめてくれた功績は大きいと思う。あちらの世で、江戸時代の人たちと掛け合いをして遊んでいるような気がする。

心からご冥福をお祈りしたい。

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杉浦日向子さんが死去

from P-Blogアイデア&インプレッション at 05/07/25

江戸情緒豊かな漫画やエッセーで知られた江戸風俗研究家の杉浦日向子(すぎうら・ひなこ)さんが22日午前4時32分、下いん頭がんのため千葉県柏市内の病院で死去した。46歳。告別式は親族のみで済ませた。というニュースが入った。そういや、今住んでいる四谷四丁目...

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