カール・ローブ政治顧問兼次席補佐官

Posted at 05/07/15

今日は新暦の盆。私の郷里は旧盆(というか月遅れの盆というべきか)が「お盆」なので、東京を中心にお盆を7月にやる風習になかなか感覚的にあわせられない。ただ、靖国神社のみたままつりは新暦でやっているので、ちょうど今やっている。小泉首相も献灯をしていたようだが、どうも日付が合わなくてなかなかいつもいけないのだけど、できれば明日にでも行ってみたいと思っている。

カール・ローブと言う人物はあまりよく知らなかったが、大統領の政治顧問としてかなりの力を持っているらしい。もともとは選挙コンサルタントということだが、現在ではこちらによると「ローブは大統領にはいつでも会うことができるし、毎日、二人きりで大統領に会っている。大統領への近さがモノを言うワシントンにおいては、これは決定的に有利な条件だ。大統領のスピーチの内容はもちろん、どこをどういう順序で訪問し、誰と会ってどんな話をするかといった細部に至るまで、ローブが関与して指図をしているという。」という人物である。

この人はいくつかの大学に在籍した経験はあるが一つも卒業していなくて、学士の学位も持っていないというある種風変わりな人物だ。こういう人がブッシュ政権の中枢の中枢にいるという認識が私にはなかった。ラムズフェルドやライスなど表のポストについている人や、あるいはネオコンサバティブなど思想的な背景だけではアメリカの政権構造というものはできていないのだなと知る。選挙参謀が力をもつというのはある意味日本の政治と似ているが、そういうのは民主主義のコストと考えるしかないのだろうか。

CIAの要員の名を記者に漏らした情報源がローブだったということになると、以上のようなことを踏まえると確かにブッシュ政権にとっては大きな打撃だろう。

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by Luke Peterson

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