高市総理が勝ち中道が壊滅した理由:「組織票も生きた人間が投じている」/高市さんは「白々しい」か/「やはり」「本当に」「しっかりと」/「戦争を止める」/のんびりと冬の日
Posted at 26/02/10
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2月10日(火)晴れ
昨日は1日のんびりしてしまった。のんびりしてしまったのはいいのだが、家にいるとついスマホやパソコンを見てしまうので、目の疲れは取れない。むしろ外に出て動いていた方が目の疲れは取れると思うのだが、なかなかそうならないのは冬のせいでもある。他責思考。
夕方出かけて岡谷の書店にでも行こうと思ったのだがどんどんズルズルと遅くなり、結局駅前のスーパーで夕食と米を買うくらいしかできなかった。録画をかけておいて、帰ってから7時のニュースを録画で見た。
***
選挙関連の報道を見ていると政治家がいろいろ喋ったり演説したりしているわけだけど、その中で頻繁に出てくる言葉があり、私が一番耳についたのは「やはり」「本当に」「しっかりと」の三つだった。政治家のモノマネをやろうと思ったらこの三つをどうしっかりと使うかでやはり本当に政治家っぽくできると思う。
「やはり」というのは普段訴えていることを繰り返すことになるから、同じことを言うので「やはり」が頻出するのだと思う。また選挙民の状況や自分の真摯さを訴えるために「本当に」お困りだとか「本当に」気合を入れて「しっかりと」実行していく、みたいな感じになるのだろうと思う。
政治家の言葉といえば、高市総理が爆笑問題の太田さんにyesで答えてもnoで答えてもマイナスイメージなる質問をされて「意地悪な質問やな」と関西弁で答えて言葉を詰まらせていた、と言う話をよく見るのだが、論理的に質問しているのに関西弁で答えるのはズルい、と言う意味の言葉に対して「方言差別だ」と言う趣旨の批判があったりしたのだけど、これはそう言う趣旨ではないんじゃないかなと思った。
標準語で感情を伝えると角が立ったり子供っぽく感じられたりするけど、関西弁ではあまり角が立たない日常的な感じで感情を訴えられると言う利点があるから、論理的に話していると思っている方にはやりにくくなる、というのはわからないではない。この手は男性でも使う人はいる。昔なら塩爺(塩川正十郎)とか割とうまかった。
私の友人に高市さんを嫌っている人がいて、それは彼が左翼的だからだと思っていたのだが、「高市さんはしらこい=白々しい自己演出をする」と言う意見をネットで読んで、なるほどそう言う感じかと思った。そういえば「白々しい」と彼も言っていたのだが、どうも私はあまりピンと来なかったわけである。
そう言う目で見てみると確かにある意味しらじらしいとは思うのだけど、あのくらいの自己演出は東京で生きていると割と普通のことなので、東京人にはあまり気にならないと言うことなんじゃないかと思った。またそう言うのが関西にも浸透してきていて関西でも人気があるようになったと言うことかもしれない。
それもまた東京弁でやると嫌味なんだけど、関西弁だとかなり緩和される感じがある。吉村さんや高市さんは「ええ人」のパブリックイメージをうまく作ったので、しらこくても「なんかあるんやろな」で勝手にいい方に聞く方が読み替えると言うことがあるのではないかと言う気がした。
「高市さんは頭があまり良くない」みたいなのを読んで驚いたのだが、全然そんなことはない、さすが神戸大学卒だとしか思えない。また、「大阪のおばちゃん」のガワをうまく利用して親しみやすさを演出している。実はバリバリなんだけど、その中身をうまく受け入れやすく表現していると思う。衣の裾から鎧が見えることは時々あるとは思うけれども。
昨日の記者会見や自民党の役員会での表情を見ていると笑顔が消えていて、総選挙という大ヤマを乗り越えていよいよ本番、と言うことなんだろうなと思う。リューマチが痛いからかもしれないのだが、選挙前のにこやかな雰囲気が消えている。政治家は休んだ方がいい時に休めないのが辛いところだが、休める時にはちゃんと休んで体調を整えて取り組んでもらいたい。
女性として高市さんほどの権力を握った人が日本史上いるだろうかと考えてみると、北条政子が直近の例かも、と思った。彼女も承久の乱で鎌倉武士達を鼓舞して316議席を取る大勝を収めたわけで、鎌倉幕府はそれで基礎が固まったわけだが、北条泰時のように新しい政策も打ち出していくことになるわけで、現代の政治家は大変だなと思う。
高市さんが勝って中道が負けたのは何故かと言う話で、「高市さんはdisらない」と言うことを言われていた。野党の側はどうしても政権批判が中心になるが、逆にいえば一般の有権者、特に若い人には「自分たちが何をやりたいのか全然言わなくてdisってばかりいる」と見える、と言う話は本当にそうだろうなと思う。今回、参政が伸び悩み中道が大敗しれいわや社共が壊滅したのはその辺の有権者の空気を読みきれなかったのだと思う。
中道大敗に対して恨み言を言う知識人や大学の先生の発言など読んでいても、少数者だけがひどい思いをしているのに救われない、みたいなことを書いていたりして、「人間、生きていればみんな大変なんだよ!」と言うことに対する同情や共感がないのが致命的だなと思った。それに対して、高市さんの演説は一人一人に語りかけてこう言うことをやりたいのでやらせてほしい、と聞こえるから、よしわかった投票しよう、となるのだろうと思う。ネットでレスバする中高年と違って特に若い人は人をdisる言葉は自分に対してのものでなくても大変苦手なんだろうと思う。その辺りに対する共感と理解がないことは大きい。
また、「ママ戦争止めてくるわ」を使う人たちに対しても、今の若い人は日本から戦争を起こすような状況というのは現在の国際情勢からあり得ないと言うことを知っている。だから、あり得ないことを大真面目にいうからオカルトっぽく聞こえて嫌がられるのだと思う。
より現実的な中国やロシア・北朝鮮の脅威について考えることを優先することを共通理解にすべきだと思うが、「日本が戦争を起こすのを止める」と言うカビの生えた信念が戦後民主主義の教義になってしまっているので、それを変えられないから若い人がついてこないと言うことはあるだろうと思う。
これに関連していえば、私は「チームみらい」の安野さんにはほとんど共感しないのだけど、一つだけそうだなと思ったのは、「憲法九条が現実から乖離しているから、憲法という国の基本法の権威が損なわれているので、改正すべきだ」ということを言っていたことで、これはなるほどその通りだと思った。
法学者の間でも憲法学者というのはちょっと独特の目で見られるというか、あまりいい感じに言われないことが多いのはそういう「教義っぽい」というか現実的でないことを金科玉条にしているというか、現実面をどう処理するかが法学の問題なのに宗教論争ばかりしているという印象があるようだ。
国がどのようにあるかを定めるのが憲法であり、だからこそ憲法は「国体」と同じconstitutionの訳語でもあるわけだから、それ子を日本の国体を定める憲法を権威あるものにするために、そこを現実的なものにしなければいけないというのはまさにその通りである。「必ずや名を正さんか」と孔子も言うように、まずは現実を支配する字義通りのものにしなければ権威は生まれない。これはその通りだと思った。
中道≒立憲民主党は何故負けたのか、と言うことについての考察。これは全くその通りだと思った記事とそれに言及した連ツイ。
https://president.jp/articles/-/108861
https://x.com/Yaruo2024/status/2020816118005346798
「組織票に依存する選挙では、候補者の言葉は「政策」より先に「関係性の確認」として受け取られる。その作法を理解していなかったこと自体が、今回の選挙の構造的な弱点だった。」
「組織票」とは何か、どう言うものか、と言うことについて私もあまりちゃんと考えて来なかったと言うことがよくわかったのだが、これは労組や会社の組織票などのように利益で結びついているものと、宗教団体、特に創価学会による組織票というものは性質が違うということがよくわかった。
創価学会の人たちは前回まで自民党と一緒にやってきていて、政策については疑問を感じながらも「持ちつ持たれつ」という関係性から頑張って応援してきたのだろうと思う。それが今回は急に立憲民主党の候補を応援するようになったわけだから、まずは「この候補者はどういう人なのか」「我々とちゃんとうまくやってくれる気があるのだろうか」ということが一番気になるのは言われてみたら当然のことだと思う。
それであるのに自分たちが複雑な思いを持つ小沢一郎を持ち上げたり、「通り一遍の経歴紹介や政策論ばかりで、私たちの心に寄り添うような言葉がまったくなかった」りすれば、がっかりするだろう。
「例えば『同級生に学会員がいて、そいつが良い奴だったから学会の印象も良い』とか、嘘でもいいから学会員に寄り添う姿勢を見せてくれたら、私たちだって『じゃあ応援してみようかな』という気持ちになれる。」というのは本当に人間性の機微で、いくら宗教団体だって人間の集まりなんだから、応援したいという気持ちにならなければ「今回はこの人に」と積極的に他の人に働きかける気にならないわけである。
一方で辻元清美参議院議員は、「過去に公明党や創価学会と激しく対立してきた経緯があるが、今回の選挙戦初日には応援に入った街頭演説で深々と頭を下げ、これまでの非礼を詫びることから演説を始めたという。この「けじめ」が関西の学会員の琴線に触れ、一定の支援を引き出した」というのだが、これはある意味政治家として当たり前のことであって、それすらできているのが辻元さんくらいだったという方が驚きである。
読んでいて、「こんなことで立憲の議員が当選するはずがない」と思ったし、逆にいえばそういう意味で人の心がわからないからこそこの時代に左翼とかリベラルとか言ってられるのだろうとも思うので、まあ宿命だったのかもしれないとも思った。多分この辺は、創価学会の人たちに対するのと労働組合の人たちに対するのとでは若干の違いがあるのだろうとは思うのだが。
いずれにしても、旧立憲民主党の議員達が「人の心を理解し、それを励ますような言葉をかけ、この人ならやってくれる」と感じさせる、少なくともそのように振る舞えるようにならなければ、中道改革連合の試みは失敗に終わるだろうと思った。そんなに難しいことかなという気もするのだが、左翼のヒトビトや立憲れいわの議員達の振る舞いを見ていると、まあ難しいんだなと思ったりはした。
豪雪選挙で自民圧勝/翼賛選挙に匹敵する与党獲得議席/「平成民主党政治」と「戦技民主主義」のとどめを刺した「戦争反対ポピュリズム」/高市首相の勝負感と勝負強さ/今後の展望
Posted at 26/02/09
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2月9日(月)晴れ
今朝はこの冬一番の冷え込みで、最低気温はマイナス11.7度だったのだが、天気がいいのでだいぶ気温は上がってきたようだ。昨日は朝はそれほどでもなかったが昼も寒くて、真冬日になっていた。
昨日は弟夫婦が地元に来て母を施設から連れ出して近くのレストランで食事。その後別の施設に入居している叔父のところを訪ね、久しぶりに話ができた。土曜日に私が行った別の親戚の葬儀の話などする。3時過ぎに叔父の施設を出て母を施設に帰し、そこで解散。弟は東京に帰るのに中央道が閉鎖されていて、結局和田峠を越えて関越自動車道に出て帰ったらしいが、かなり大変だったなと思う。
昨日の夜はニュースを見て、開票速報を見ながらご飯を食べる。豪雪の中の選挙で自民党圧勝。今までで一番自民党が勝ったと思う。1890年の第1回総選挙から調べてみたが、政権与党(のようなもの)が4分の3以上取った選挙というのは1942年の第21回総選挙、いわゆる翼賛選挙だけで、この時は政権に推薦された議員が466議席中381議席(81.8%)取ったわけだが、これはむしろ逆に非推薦で当選した議員が85人いた方を評価すべきだろう。非推薦の当選者の中にはのちに首相になる鳩山一郎、河野太郎衆院議員の祖父である河野一郎、後に社会党右派で農林大臣にもなる平野力三、作家星新一の父である星一、戦後右翼の重鎮になる赤尾敏、憲政の神様・尾崎行雄、そのほか戦中戦後史に名前を残す人たちが多く当選している。推薦され翼賛政治会に属した議員たちの多くは戦後公職追放されているので、独立を回復するまで復帰できない人も多かった。
https://www.asahi.com/senkyo/shuinsen/
それはともかく、今回は当時とほぼ同じ465議席のうち自民党が316議席、維新の会が36議席で合計352議席で4分の3を超えた。比較対象になるのが翼賛選挙しかない。翼賛選挙は普通の議会政治とは異なる状況で行われているので、まさに史上空前の大勝利ということになる。そしてそれが日本初の女性総理大臣である高市早苗氏の手によって実現したということもまた、新しい時代のスタートと言っていいだろうと思う。
今回の総選挙は語るべきことが多く、テレビやネットなどで情報を収取し、またさまざまな考察について考えていたりしたため、いつもなら朝のうちに更新するところを書いている今は昼を過ぎてしまっている。
その中で色々気になったところ、考えたところを列挙しながら考察していきたいと思うのだが、まずは今回は小選挙区制の真価が発揮された選挙だと言っていいだろう。小選挙区289のうち、自民党がとったのが249議席で、これは占有率86%。翼賛選挙を上回る獲得率になるわけである。
そして比例区の獲得数は67だが、実は小選挙区で東京が30勝0敗、神奈川が20勝0敗など議席を独占したために比例復活する候補が少なく、実に14議席(南関東6、東京5、北信越2、中国1)を他党に与えることになってしまったわけである。こういうケースは最近国民民主党で2度ほどあったと記憶している。またチームみらいも近畿ブロックで二人小選挙区と重複立候補したものの復活条件の1割の得票数を得られず議席を得ることができなかった。「山が動いた」と言えるほどの大変動であればこそ、得票数に候補者数が追いつかないという珍現象が起きてしまったわけである。
また、今回の選挙結果の歴史的な意味はどういうことか、ということについていろいろ書いている人がいて、大きく行って二つの時代が終わったと言えるという見解があった。それは二つとも、中道改革連合、特に旧民主党系の惨敗ということに関連してということになる。
旧民主党系の大物議員としては、1993年の非自民連立政権成立の立役者だった小沢一郎氏をはじめ、民主党政権の中心を担った岡田克也、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎、海江田万里、逢坂誠二などの各氏、その他にも元新潟県知事の米山隆一、武蔵野市長の松下玲子氏らが落選し、長妻昭氏が僅かに比例で復活した。当の革新を訴えていた泉健太元代表が孤軍奮闘という感じである。そのほか笠浩史国対委員長も当選している。
これらの大物議員の落選は、まさに「平成時代=非自民連立から民主党政権」の時代の終わりを象徴するものであるだろうし、また選挙中に現れたさまざまな現象、中国の圧力に対する自由主義世界防衛のための防衛費増額路線を「戦争をするための軍拡」と位置付ける古い平和主義・民主主義の終わり、特に投票日直前になっていきなり現れた「ママ戦争止めてくるわ」という発言など、「日本の起こす戦争」という非現実的な心配はするくせに「中国やロシアの起こす戦争」については全く口をつぐむような左翼リベラル、つまりは「戦後民主主義とそれに基づく平和主義」の時代が完全に終わったということになるのだろうと思う。
今回の立憲の敗因はいろいろと語られているが、一つにはそうした「戦後民主主義的ポピュリズム」への反感、それから自民党との連立を離れたばかりの創価学会を母体とする宗教政党である公明党との「組織票欲しさ」としか見えない「中道改革連合」への反発が明確な形で現れたということだろう。
逆に自民党の勝因は、「史上初めての女性総理大臣」というインパクトに加え、清新な溌剌とした印象の内閣メンバー、特に小泉進次郎防衛大臣の進境の著しさ、女性閣僚や自民党の女性役員の活躍、公明党に見捨てられギリギリで維新と連立を組んだ少数与党を率いる高市首相に対する同情、そして何よりもこの異例な2月8日という時期に総選挙を決断した勝負感の鋭さにあるだろうと思う。
もちろんその背景には総裁選での勝利を決定づけた麻生副総裁の「党員の支持の多い方に投票すべき」発言からできた流れに乗って、総裁に当選し、その後も持病を抱えながら適切な政治的判断をし、また論争相手を非難せず前向きに自分のやりたいことを主張していく高市首相の姿勢、また言わないでいたことをはっきり言ったために中国を激怒させた台湾有事発言も結果的に高市支持につなげるぶれない態度と強運のようなものも含めて、「高市首相の勝負強さ」に由来するところが大きいだろう。
この圧勝によって自民党は石破・岩屋・村上といった反高市的な議員も軒並み当選したために党内基盤を危ぶむ声もあるが、今回の総選挙によって復活できた旧安倍派をはじめとした議員たちや新しい議員たちなどは強く高市氏を支持するだろうし、そうした意味での党内基盤もかなり強化されたように思う。しばらくは安定した政権運営ができるのではないか。むしろ高市首相の体調の方が心配なくらいである。
また大阪では相変わらずの維新の強さで、小選挙区では自民党が1議席取った以外は全て維新、落選した19区の議員も比例復活した。他の地域では相変わらずそれほどは振るわないが、自民党との連立政権ということで特に大阪では支持が固まったところもあるのではないかと思う。
そして今回、個人的に印象に残ったのが二人の元民主党議員の復活だった。
一人はれいわ新撰組で自民党の比例議席が回ってきた山本譲司さん。もう一人は東京26区でチーム未来で立候補し比例復活した宇佐美登さん。宇佐美さんは1993年と2003年に当選し、長いブランクの後2026年に三選。山本さんは1996年から2回当選したが秘書給与流用疑惑で服役。まさかこんな逆風選挙で比例復活とはいえ当選するとは。人生は本当にいろいろなことがあるなと思う。
戦後民主主義80年というのはなかなか実感が湧きにくいが、1993年の非自民連立政権の成立=自民党下野から始まる36年間というのはまさに私がずっと投票してきた期間でもあり、ついに民主党人脈が絶たれたというのはある種感慨がある。実際、考えてみると戦前の政治史が議会中心に華やかに行われた日露戦争後の1905年から、日中戦争が始まる1937年までよりも長い期間になるわけである。確かにこれは一つの時代であり、それが終わったということは、新しい時代が今日から始まるということであり、この先の時代を思い描いていくことが今の我々一人一人に可能だということになるわけである。
世界情勢は激変しつつあり、戦後世界を仕切ってきた国連も各常任理事国も変質してしまって、戦後の安定は失われつつある。その中で日本は民主主義のルールを堅持しつつ新しい時代に出発できるわけで、まさに日本社会の安定があってこそのことだと思う。
これからもこの社会の安定を大事にしつつ、国民生活をより豊かにしていくための経済政策や、結婚し子供を育てていくのにふさわしい環境を守り、戦争の起こらないような外交力や防衛力を維持しつつ、「強く豊かな」日本列島を築いていくために政治の力も経済の力も日本人一人一人の力によってより安定した豊かな日本と世界を作り上げていくことができたらいいなと思う。
エプスタインとホロコーストと「愛の嵐」/「ネットさんありがとう」と「ママ戦争止めてくる」/物理的雪かき/急な葬儀
Posted at 26/02/08
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2月8日(日)雪
今朝は5時に起きたが、寝室のストーブが消えていて寒くて目が覚めた感じ。昨夜寝たのは10時過ぎだったから7時間近くは寝られたので割とすっきりはしているが。
外を見るとかなりの積雪だった。まだ降っている。5時半ごろからまず車の雪下ろしをし、雪あかりの中で外のタンクから廊下に置いてあるポリタンクに給油。ついでに雪をかき始めたら給油中であることを忘れてしまい、気がついた時に慌てて止めに行ったが少し溢れていた。まあ少しで済んでよかったのだが。この手のミスは私は割と多い(薬缶を火にかけたまま忘れてしまうとか)。気をつけようと思う。
とりあえず家の前の道をかいてから車で出かけようとエンジンをかけて、隣の家が雪かきを始めたので車で出かけるのは少し待つことにし、作業場の方まで歩いて雪かきに行ったのだが、駐車場を借りている人がもう雪かきをしてくれてあったのであとは気になるところだけを少しかいて戻ってきた。途中の家に灯がついていて、小さい子供とお母さんの声がしてなんだか暖かい感じがした。
車で出かけたがやはりまだところどころ雪かきをしていない家があってそこの前を通ると雪が少し深いのだが、スタックするというほどでもなかった。国道は基本的に国土交通省が雪かきをしてくれるので割と綺麗なことが多いのだが今朝は少し残っていた。セブンイレブンの駐車場は割合綺麗だったがかなり広いから雪かきも大変だったと思う。銀行の駐車場のような広いところは除雪車がいて除雪している場合もあるのだが、当地のように10センチ降るのは年に1、2度あるかないかというようなところではなかなかそこまでの投資もできないよなとは思う。今日は衆院総選挙の投票日なので役場の人たちはいろいろ大変だろうなと思う。全国の投票所管理者の皆様、ご苦労様です。
「文化的雪かき」と言ったのは村上春樹だが、今日は日本中の広い範囲で「物理的雪かき」だろう。お疲れ様です。
***
昨日は朝、携帯の画面を見たら近くに住む親戚からの留守電が入っていて、嫌な予感がして聞いてみたらやはり訃報だった。前日の録音だったのだがこちらがドライブモードにしていたこともあり、気がつかなかったのだ。そして昨日の当日の午後に葬儀があるということだったので、その人の奥さんが亡くなったときはコロナで行けなかったこともあり、お世話になった人でもあり近所付き合いもあったから行かないわけにはいかないと思って、喪主に再度連絡して、午後の仕事を連絡して助っ人に来てもらうことにし、近辺に住む親戚に4件ほど連絡して亡くなったことを伝え、他の準備もあったので出かけて幾つか買い物をしたり銀行に行って資金を準備したり。喪服はとりあえずあるのだが上に着るコートがもうだいぶくたびれていたが昨日は最高気温がマイナス1.7度、つまり真冬日だったのでコート無しというわけにもいかず、くたびれたのを着ていくことにした。
早めに昼食を食べて喪服に着替えて職場に出て、助っ人の人が来てから葬儀場へ出かけた。葬儀場で喪主の兄弟と近い親戚の人たちに挨拶。段取りがよくわからなかったのだが、その場では出棺に立ち会うということだったようで、何人か弔問に来た人もいた。出席者が男ばかりだったのであんまり湿っぽくなくてよかったのだが、弔問者の中には泣き崩れる女性もいて、こちらも胸に少し来た。
出棺後、火葬場へ車で移動。かなりの山の上の方なので雪が心配だったがそれほどでもなく、火葬に立ち会うことができた。待合室でいろいろ話をして、自分の知らない話も多かった。ただ、地元にいる人があまりいなかったので故人に町内の話でいろいろ世話になったことなど、こちらのいうことがあまり共通の話題にならないこともあったなと思う。
火葬後に骨を拾い、そのあとはお寺に移動して葬儀。喪主と住職が中学の同級生だとのことで、フレンドリーに話が進み、今までもこのお寺での葬儀には参加したことはあったのだが、一番楽な気持ちで臨むことができた。葬儀では浄土宗のお寺なので何度も南無阿弥陀仏を唱えた。良いお別れができたかなと思う。遺族の方々と懇ろに挨拶してその場を辞去した。
***
今日は「ふつうの軽音部」の更新がないので、少し寂しいが逆に落ちつかなさもない。「正反対な君と僕」はあるが「豊臣兄弟!」は開票速報のため休止とのことだから、いつもといろいろコンテンツが違う。ここ数日はニュースもオリンピックで潰れがちなのであまり見てなくて、世間の動きがネットからしか伝わってこないのはいかがなものかという気はしなくはない。
***
今日は投票日なので、誰に、或いはどの党に投票しましょうとかいうことはできないのだが、政治情勢はいろいろあって、気になる動きも投票日直前に出てきた。都知事選の時には蓮舫候補に投票を動かす「R」シールとか、一人でフリップ?を持って辻立ちするとか妙な動きがあったが、今回は「戦争を止める」とかいうのがあるようだ。もちろん日本が戦争を起こすはずはないので、中国の動きを阻止するぞ!という勇ましい意見かと思うのだが、どうも「ママ戦争止めてくる」とか言っているので、ママが大挙して中国に渡り中南海でデモ行進でもするのかもしれないが、そんな危険なことはやめて日本の政府を応援したほうがいいのではないかと思う。
***
https://x.com/jgdjgdjgd/status/2019936744611934513
今朝読んでいて、本当に共感したのがこのツイート。最後の「ネットさんありがとう」というのが本当にそうだよなあと思う。つまらない情報もたくさん流してくるけど、本当に参考になる情報も流れてくるし、どん底の気分にさせてくれることもあるけど、すごく力付けられることもある。それが何か特定のものではないということもあって、双方向性があることも大きいなと思う。「テレビさんありがとう」になならないな、と思うし。
マスコミはネットの弊害ばかりを伝えるけれども、本当はネットによって救われている人の方が多いのではないかなという気がする。そういう調査も行ってくれると良いのだけどなあとは思うのだけど。
***
エプスタイン問題でアメリカやイギリスで大揺れのようだが、「奴はユダヤ人だ」という声が上がり始めているらしく、確かにユダヤ人ぽい名前なので調べてみると両親がユダヤ系でやはりそうだとわかった。親族にはホロコーストで犠牲になった人もいるのだという。
彼のユダヤ人としての立場が欧米の政財界で力を伸ばすのに一役買ったことはあるのかなと思ったりもするが、トランプとの関係があるとしたらその辺もあるだろうし、民主党系の人達がいろいろ話に出てくるのもそういうことはあるのかもしれないと思った。
「ホロコースト」を生き延びたイスラエルがガザの虐殺を行なっているように、ホロコーストでの死を身近に経験しているエプスタインが子供たちに対して性的虐待を行うというのも人間性というものの恐ろしさや悲しさみたいなものを考えさせるところはある。
ナチスの親衛隊に性的に慰み物にされていたユダヤ人の少女が成長し、偶然再会した親衛隊の男と破滅に向かっていく、というのがイタリア映画の「愛の嵐」だが、エプスタインと少女たち、そして政財界の大物たちとの関わりというのは、この映画のことを少し思い出させた。
高市首相の若者人気は、彼女の経歴が親ガチャ時代において「頑張れば報われる」という明るい希望のロールモデルになっているから/多声的世界における多様性の伸びる時期と後退する時期
Posted at 26/02/07
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2月7日(土)曇り
今朝は5時半ごろに目が覚めて、少し片付けなどして6時前に車で出て、職場で少し用事をしてそのまま隣町まで車を走らせた。まだ暗い。もうだいぶ日が長くなったと思っていたが、曇っていると明るくなるのは遅いなと思う。隣町のセブン併設のスタンドで給油し、丘の上のデイリーまで走って塩パンとスタバのカフェラテ缶を買い、国道を走って先ほど帰宅した。出かける前にストーブを消していったのだが、一つはつけておいてもよかったかなと思ったり。寒い。
昨日は午前中母を連れて松本の病院へ。いろいろトラブルがあって大変だったが1時ごろ地元に戻り、母を施設に送る。そのままツタヤまで走ってマンガを買おうとしたが買う予定だったものがなかったのでさらに別の書店まで走り、「パリピ孔明」24巻を買った。それから書店近くのホムセンでカラーボックスの棚受け金具を買い、家に帰って昼食。だいぶ遅くなった。一息入れた後出かけて銀行で記帳及びお金をおろし、施設に母のズボン下などを届け、セブンでスイカにチャージをした。
***
https://www.bloomberg.com/jp/news/features/2026-02-04/T9X5Y4KGZAM900
若者は、高市首相に清新なイメージを持っているという分析。日本初の女性首相の溌剌とした振る舞いが受け入れられているという話である。特に印象に残ったのは以下のくだり。
「高市氏のこれまでの歩みも若者を引きつける要素となっている。奈良県出身の高市氏は、会社員の父と警察官の母の下、政治に縁遠い環境で育ってきた。日本の経済ブームを知らない世代にとって、生まれではなく地道な努力によって最高権力の座に上り詰めたという経歴は、強く訴えかけるものがある。
ハンガリーの首都ブダペストのユース・リサーチ・インスティテュート(YRI)で研究員を務める池田和加氏は、今の若者たちは報われたいと感じており、高市氏は「頑張れば報われるというロールモデルを体現している」と語った。
高市氏は日本の政治家に多い世襲議員ではない。ペンシルベニア大学のダニエル・スミス准教授によると、日本の国会議員の約30%は世襲議員で、10%未満の米国やドイツを大幅に上回っている。
高市氏は仕事を最優先するイメージを前面に打ち出してきた。自民党総裁に選出された際の演説では、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と訴え、昨年11月には午前3時ごろ公邸に入り、国会答弁の準備のため秘書官らと打ち合わせを行った。こうした一連の言動は批判も受けたが、旧来の根回し型政治ではなく実力重視の姿勢を印象付けた。」
「生まれではなく地道な努力によって最高権力の座に上り詰めたという経歴は、強く訴えかける」また、「高市氏は「頑張れば報われるというロールモデルを体現している」」という指摘も重要だろうと思う。
「努力すれば成功する」、というストーリーはもちろん現実にはそんな簡単にいかないよ、という話ではあるのだが、それでもそれをちゃんとやってのけた、しかも女性がいるということは、若い人たちにとって強い希望になるというのは確かにその通りだろうと思った。
親ガチャとか文化資本とか「生まれによる可能性の割増・割引」ばかりが語られる現在において、そのアンチテーゼとして高市首相が評価されているというのは、言われてみればその通りなのだが目から鱗の部分があった。
明日が投票日で、選挙運動は今日までだが、頑張ってもらいたいと思う。
***
https://note.com/wakari_te/n/n9e79b7c7a6fc
世界の多様性≒ポリフォニー性とそれはもはや古くなってしまったのではないかという指摘。私はガンダムシリーズをジークアクスしか見ていないのでこの辺りのところはよくわからないのだが、ポリフォニー的世界の可能性と限界みたいなものが現代社会・現代世界において繰り返されているテーマであることはそうだなと思う。
自分は歴史をやってきているのでそういうものは常に花開いたりしおれたりの繰り返しで、今はそれがある意味後退しつつある時代だということは思うのだが、それはより「まとまる」ことが人類史的に大事になってきている時期だととらえることもできる。
この小山さんの視点はまた考えてみたい。
***
今日はいろいろと急な用事ができたのでこの辺りで。
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- 「統帥権の独立」を読んでいる/周りが勝手に神格化する日本人の推し文化と「ふつうの軽音部」の幸山厘/女性らしい華が開いてきた高市首相
- 「笑顔の日」/疲労と疲労感/「中道」のゆくえ/アイコンを変更してみた
- 世界を揺るがしている「エプスタイン・スキャンダル」とアートの原罪探しとグリーンランド要求恫喝とオーストラリアの11歳の少年の「真実の愛」と
- 「高市内閣の若者受け」と「保守の思想が若者に理解されるためには」/「ふつうの軽音部」について考える:「過去」と「外」の展開で深められるキャラクターの内面描写
- 「人の痛みの分らない左翼」に存在価値はあるのか:高市首相日曜討論欠席をめぐって/「若者の左翼離れ」の一方で右派の支柱となる思想家不在の深刻さ/WWIIを今語ることの意味
- 「ふつうの軽音部」97話を読んだ/高市首相の総選挙さなかの外交:英スターマー首相来日/今回の総選挙は「政策実現のための政局選挙」と考えらえる
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塩野七生が叩かれる理由
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