「FMいわきの東日本大震災」と「赤飯2100食廃棄」のいわき市教育委員会/これから書いていくもの/「ハーバーマス死去」と「イスラエルの虐殺」/「高市総理の愛読書」の秀逸性
Posted at 26/03/15
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3月15日(日)晴れ
今朝も最低気温は零下(-0.3度)になっていて、それなりに冷え込んだ。昨日は帰ってきて7時ごろ夕食を食べ、ニュースを見て、ブラタモリの「桶狭間の戦い・前半」の回を見て、プロジェクトXで東日本大震災の時のコミュニティFM、FMいわきの活動を見たのだが、見ていて最初から最後まで涙が流れる感じだった。
https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-P1124VMJ6R/ep/YV7KLW1LQY
2011年というのは今から15年前ということだけど、それから日本も大きく変わって、あの時と同じことが起きても同じような人々の営みができるのか、という感じがする。東日本大震災の時には原発事故という思わぬものがついてきたから左派的な人々の中には今でも福島差別的なことをやる人がいるが、昨日の番組にはそういう要素はほぼなかったのでその辺も良かったと思う。最後に「今でも放射能のモニタリングポストの値を放送している」というのは余計な付け足しだと思ったが、局内の反原発派に配慮したということなのかなという気もした。
https://iwaki-minpo.co.jp/news/2026/03/311261/
いわき市も3月11日に赤飯の給食を出そうとしたことにクレームがつき、2100食分を廃棄したということがTwitterで炎上しているが、この記事によれば教育委員会が独自に判断したことで市長は知らなかったらしく、またこのクレーマーがどういう人間だったかについても疑問が寄せられている。
https://www.minyu-net.com/news/detail/2026031507281547213
こちらの記事では「問い合わせをした」のは「保護者」だということになっていて、「福島民友」の記事の文脈では「そもそも3月11日にこういう献立を出すことが間違い」「市の部局も今後は献立に関わる」みたいなノリになっていて、地元の「いわき民報」との温度差が感じられる。福島はずっと民主党系の強い地域だから、その辺りのところにちょっと何かあるのかもしれないという気もしなくはない。
あの当時の食糧不足や、昨日の放送でも「みんなが助けてくれた」「ショートケーキが三つ手に入ったから一つ食べてと置いていった」「温かいピザを差し入れてもらえて「温かい!」とみんな喜んだ」みたいなことを言っていて、それに対して2100食分の赤飯がただ廃棄されたなどというのはまさに震災の苦労を忘れたのか、と言わざるを得ないと思った。教育委員会でどういう審議が行われてどのように判断されたのかも、明らかになると良いと思うのだが。
それにしても、昨日の放送で驚いたのは、原発に近い病院から300人の患者が高校に送り込まれてきて、何もない状況の中でその日のうちに七人の患者が亡くなったという話。FMいわきで「緊急ボランティア」が呼びかけられて「少しでもいいから灯油を持っていってください」「少しでもいいから物資を届けてください」と放送され、多くの物資が届けられたというのは、みんなが被災者なのに少しでも協力しようという善意が本当に泣けるなと思った。
まあこういう番組だからいろいろ起こったであろう人間性の醜い部分については最小限しか触れられていなかったけれども、それでも今でも当時の人たちがずっと頑張って放送を続けているというのは、それだけ大きなものを受け取ったということもまた事実なのだろうと思った。メディアや放送というものの本質的な存在意味を明らかにしてくれた番組だったとは思う。
メディアの本質的役割、というものについて情報提供・監視・討論・教師があるというけれども、まずは最大のものは情報提供だということを改めて思わされた番組だった。
***
自分がこれから何を書いていくか、という方針を少しずつまとめているわけだけど、まずは3月11日に書いたこと。
https://note.com/kous37/n/n1f6b67fa143e
「で、今何を書いているか、これから何を書いていこうかを考えると、自分が「面白いと思ったこと」自分が「正しいと思ったこと」自分が「お知らせしたいと思ったこと」自分が「感動したこと」などを書いていくということに変わりはない。で、noteという場は雰囲気としてどちらかというとリベラルな読者が多い気はするのだけど、私のスタンスはプロフに書いている通り、「保守的で常識的な意見」であり、「過激な意見に疲れた方」に「読んでほっと一息入れ」てもらえるもの、というところはある。」
3月12日。
https://note.com/kous37/n/n9679df18235b
○自分が面白いと思ったこと
○自分が感動したこと
○自分が正しいと思ったこと
○自分がお知らせしたいこと
の四つを挙げたが、
○自分が重要だと思った(判断した)こと
今日(3月15日)に思ったこと。
こうしたことも大事なのだが、やはり私自身もまだまだ足りないことが多く、本を読んだり記事を読んだりいろいろなことを勉強しながら書いているということもあるので、そういうものを学んでいる過程みたいな感じで書くこともある。つまり「読書ノート」ということである。
今読みたいと思っているのはメディア論と社会保障の問題なのだけど、メディア論については勉強する前にまず今の自分自身のスタンスみたいなものをもう少し考えてみたい感じもあり、それよりは社会保障について読んでみたいかなと思う。まずは「社会保障のどこが問題か」を読んでみたい。
***
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026031500193&g=int
ドイツの歴史家・社会学者で「公共圏」の概念で知られるユルゲン・ハーバーマスが亡くなったそうだ。96歳。
戦後の世界体制の中で左派系の思想の一つの重鎮という地位にあった人だと思うが、私はどうもなんというか胡散臭い感じがしてこの人の書くものを読む気になっていなかったのだけど、下の記事を読んでかなりなるほどと思うところがあった。
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/29293
私は右サイドの論者であるが、ドイツとイスラエルの結託はかねがね不審に思っていた。その辺りのところをこの文はよく説明していると思う。ホロコースト神話=ユダヤ人の特権化=イスラエルの聖化=イスラエルによる虐殺の正当化、という最悪のナラティブを生み出し、「ドイツはイスラエルだけ支持していればナチスは反省したことになり第二次世界大戦は乗り越えられた」とする思想を主導した人と考えていいように思う。
この文章は左派の側からのハーバーマス批判だが、その指摘は当たっていると思うし、セルビア空爆の正当化など、日本でも疑問を呈する向きはかなりあった。これだけの左派の大立者だからどちらかというと賛美一色になってもおかしくはないが、新聞報道を除けば特に私のタイムラインでは批判的な言辞が並んでいる。この辺のところはおそらく「ナチス現象」に対する思考停止(「ナチス=ホロコースト=絶対悪=ユダヤ人は被害者であり常に正しい」)があるわけで、ドイツやヨーロッパのある種の限界がそこにあるようにも思う。思想的な左右を超えて考え直すべきところもあるように思う。
***
高市首相の愛読書5冊が日経電子版に掲載されたそうだ。
https://x.com/bun_den/status/1975386736047104502
この5冊がかなり批判を呼んでいるようなのだけど、私はこれはかなり高市首相らしい選書だし、また日経読者に向けたメッセージとしてはよくできた選書だと思う。
「サッチャー回顧録」は最も尊敬する政治家としてサッチャーをあげている高市さんらしいし、自分が目指す政治家像が「強い政治家」であることを明示している。山本七平「「空気」の研究」は、おそらくは高市さんは「自分は空気を読めない」と思っていて、自分の進め方に対するやり方を振り返るときに今はどういう空気でああいう反応になったのだろうか、とか自分を振り返るよすがにしているのではないかという気がする。
司馬遼太郎「坂の上の雲」は、この辺りが一番彼女を批判する手の人に嘲笑されたもののような気はするが、気宇壮大な「新しい国家を建設する」物語であり、そこには科学も必要だとか、理想とする国家像を想像させるのに十分な選書だと思う。「松下幸之助発言集」は松下政経塾出身者らしい一冊だと思ったが、「公僕としてでなく主権者の代表として働く」という誇りについて述べていて、これはなるほどと思った。「公僕」などというとお為ごかしだと思ってしまうけれども、「主権者の代表」というのは全くその通りなので、これは政治家として大事な意識ではないかと思った。
「ビジネスマンの父から息子への30通の手紙」はビジネス右翼っぽいみたいな感じで言われるのだろうけど、彼女の「働いて働いて働いて参ります」というスタイルを作ったのがこの本なんだろうなという感じがする。
なんかもっと高邁な哲学書や人生の機微をつく文学書がないことによって批判されているのだろうと思うけれども、政治家としてそういうものを挙げないのもまた一つの見識ではないかという気もする。まあ、そういう人文的な方向の愛読書もそれはそれで聞いてみたい気はするが。
逆に自分なら何をあげるかと言われると困ってしまうが、面白かったから、あるいは自分を振り返るため、みたいな感じで読み返す本は今となってはあまりない。けれどもそういうものも考えてみてもいいかなと今書いてきてそんな気もしてきた。まあ結構変なセレクションになる気はするのだけど。
Xのシャドウバンとネット検閲/作品と楽曲の世界観とスピリットの共有:「ふつうの軽音部」と「アニメ楽曲」/「高市首相の国会運営」と「リベラルの没落」/暫定税率廃止を吹き飛ばしたガソリン価格の高騰
Posted at 26/03/14
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3月14日(土)晴れ
昨日はいろいろあって少し気分が落ちた感じがあり、そのせいか割合よく眠れた感じがある。今朝起きたのは5時過ぎで、灯油がファンヒーターも空で(昨夜うたた寝で寝落ちしていた間に空になっていた)廊下のポリタンクも空になっていたから、外のタンクに給油に行かなければいけなくて、部屋を温めるより前にガソリンを入れてくることにし、外に出たらフロントが凍っていたのと思ったより明るくなっていたのとで、車のエンジンをかけて暖房を入れてフロントを溶かしながら、ポリタンクに給油して廊下に持っていき、車で出かけて職場で少し用事をして、隣町まで走った。
今朝は割と車が少ない。隣町まで特に遅い車に困らされることもなくセブン併設のスタンドへ行く。金曜日の新聞で当地でもガソリンが一気に30円ほど値上げになった記事を読んであららと思っていたのだが、昨日あちこちのスタンドで料金を見て、リットル190円を超えているところがほとんどで一気に40円近く上がったなあと思っていたのだが、いつもいくスタンドは割引込みで187円だったので、まあいいかと思って給油したのだけど、だいぶ減っていたので5000円近くになった。
先週土曜に同じスタンドで入れた時にはリットル159円だったのでここでは28円上がったということで、律にすれば約18%の値上げになるし、月曜に東京で入れた時は155円だったのでそれより32円高く率にすれば20%を超える。いわゆる暫定税率は実は定額でリットル25.1円だったから、それはもろに吹き飛んだことになる。まあ、廃止されなければすでに200円を遥かに超えていたわけで、廃止されて良かったことに違いはないのだけど。
今朝はまあ高いからだろう、給油に来る車が少なかったけれども、結局いつか入れなければいけないわけで、それが早いか遅いかだけなのだよなとは思う。ただ木曜日に値上げしたのだとしたら水曜日に行っていれば今日は25リットル入れたので700円ほど違うことになる。ランチ1回分値上げされた、と思うとまあやはり高いかなとは思う。アメリカもイスラエルもイランもいい加減にしてほしい。
***
今のTwitterのフォロワーが905なのだが、一時910まで行って増えなくなったので何かあったかなと思っていたのだけど、違う人のアカウントで「シャドウバンされたから臨時垢でツイートする」というのを見て、そうか、自分もシャドウバンされた可能性もあるなと思いGrokに聞いてみたら、他のアカウントから検索で「from@自分のアカウント」と入力して最新ツイートが出たらバンされてない、というので鍵垢の方からやってみたら、見事に何も出てこない。センシティブ設定を外してみよう、みたいなサジェスチョンがあったのでそうやってみたら、ちゃんと表示されたので、つまりはセンシティブ設定をしている人を対象に検索バンが行われているということが判明した。
さて自分のツイートの何がセンシティブと判断されたのだろうと考えてみたのだが、よくわからない。どうせAIで判断しているのだろうから、何か問題になるワードがあったのかなと考えてみたけれども、時々「バカ」という言葉を使ったことくらいしか思いつかない。何か持ってセクシャルに際どいことを書いた可能性もなくはないが、印象に残っているほどヤバい表現をした覚えもないので、やはり「バカ」なのかなと思ったり。今までもなかなかフォロワー伸びないなとは思っていて、ここ数週間結構増え出したなと思っていたところだったから、またバンされたということでやれやれということなんだろうなと認識したが、何が原因なんだろうか。
とりあえず「バカ」は使わないようにしようと思うが、「アホ」ならいいのか。「トンチキ」はダメか。それとも「バ○」などの伏せ字対応がいいのか。バ・カみたいに意味はわかるけど少し改変する、みたいならセーフなのか。その辺を研究した人がいればその研究成果を知りたいなと思ったりはした。
いずれにしても、やはりそういう表現の自由という憲法に抵触するような検閲的なことを政府でないネットメディアがやるというのは国家権力の一部を侵食してるわけで、望ましいことではないと思う。中国のように国産のSNSを作って表現の自由を守れば良いとも思うのだが、LINEをむざむざ韓国企業に作られた日本政府がやるようにも思えない。この辺のところ、ちょっと例は違うが社内の改革の動きは封じ込めるくせに外部のコンサルが入って同じ提案をすると通ってしまう日本の伝統的企業(JTC)に似たところがあり、そういうところだぞという気はしなくはない。
そのほかいろいろみてみると外部リンクのある投稿を続けてするとバンされることがあるとのことなので、1日に数回note/ブログ更新の告知をするのが引っかかったということもあるのだろうか。いや、それは流石にわからないよなと思うけれども、引用RTをしすぎると引っかかるという話もあり、これは私は結構やっているのでそのせいかもしれない。それにしても、そういう自由なネット活動を制限する規制はちょっとどうかなと思うのだけど、世の中にはbotとかを駆使してゴミ情報をばら撒く人たちもいるから、ある程度の規制はやむを得ないのかもしれないが、本来の人間的活動が制限されるなら本末転倒だよなあとは思う。こういうのをみるとやはり機械というのはバカだよな、と思うのが文系思考ではある。
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昨日は午前中に母を松本の病院に連れて行ったのだが、昨日は順調に行ったので予定よりも相当早く到着してしまい、先に買い物をして時間待ちをする感じになった。帰りも普段は高速に乗るまでの国道が混んでいるのだが、昨日は比較的空いていて順調に往復でき、12時半くらいには施設に送り届けられたのでよかった。家に帰って昼食を取り、午後はなるべくゆっくり過ごすことにしたのだが、急な用事が入ってうちの所有する土地を電柱を建てた会社と見に行くことになり、それでなんだか時間がつぶれた。まあ、竹を切りに行っていればその仕事もできなかったので、まあよかったと言えばよかったのだが、色々なことがあるなと思う。
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https://shonenjumpplus.com/episode/17107094913779623046
「ふつうの軽音部」で、ライブ場面になると歌詞とシンクロしてその歌い手や聞いている人に怒った様々な過去のこと、高校生たちだから「人生」というにはちょっと初々しすぎるその過去のことを思い出したり、未来を幻視したりする場面があって、その辺りがとても良いのだけど、今回は96話の鳩野たち「はーとぶれいく」の演奏では主人公鳩野の水尾に対する恋心やそれに伴うためらい、それを振り切って愛を歌う様と、まわりが桃のドラムに心を捉えられる様子、彩目と同じ中学だった草壁が彩目のギター演奏に心を捉えられてしまう様子などが描かれていて、鳩野の「今を生きる」様が心を打つところが良かったなと思った。
https://shonenjumpplus.com/episode/17107094914615393643
一方で、それに心を動かされたレイハがゴリ押しの飛び入りで歌うMY FIRST STORYの「REVIVER」がライブの表現としてとてもよくできていて、最初のドラム・ギター・ベースの演奏シーンからレイハの歌唱につながるところから期待感がすごく、レイハの幼い頃の純との回想が挟まれ、「今朽ち果てた運命の中で」という盛り上がりに繋がるのが見て心を打たれたし、その最中に今までいなかった生徒たちが講堂の中に入ってきてどんどん観客が増えていく様子も期待感を煽り、そしてさらに多段式ロケットのように「I will stay alive praying for myself」のサビの盛り上がりに繋がるという何段も階段を駆け上っていくような高揚感の表現がとてもすごいと思った。
そしてラップの部分でベースのまわりが荒ぶってボーカルの邪魔をするように暴れ出すと、レイハがまわりの頭をおさえ首に手を回して圧倒的な絶頂感を作り出す。そして谷九高校の軽音部長の数志が「勝てる気がしない」と呆然とする場面の後、「濡れた世界は僕一人だと」というバラード的な歌にテンションを変えた後、「私みたいに大事なものを取りこぼさないようにしなよ」と鳩野に呼びかける場面から、2ページ見開きの圧倒的な演奏シーンの描写に繋がり、「憧れも敵視もできないくらい圧倒的な存在」と呆然とし、それでも「それでも」と拳を握る鳩野と、即席バンドのくせに自分たちより盛り上げてる、と「悔しいなあ」と思う鷹見が描かれている。
第100話のライブの描写はこの多段式ロケットのような楽曲の盛り上がりがすごく上手く表現されていて、その中に登場人物たちの心情が挟み込まれるというこの作品のやり方が最も上手く行っている例というか、さすが区切りの100話という感じの描写だったなと思う。
音楽的なものを言葉で表現する練習をあまりしていないのでこういう描写はどうもなかなか上手く書けないけれども、読んだのは1日なのに2週間経ってようやく「やっぱりすごかったよな!」と再確認しているのも面白いなとは思う。楽曲とアニメなどのタイアップについての議論を読んだのが刺激になってはいるのだが、もちろん楽曲ありきだとはいえその楽曲の魅力をさらにパワーアップする「ふつうの軽音部」のやり方は本当に面白いよなあと思う。
この辺はある意味、マンガの中に実際のプロ野球選手がキャラクターとして出てくる水島新司「あぶさん」までのリアルと作品のダブルを生きているような読書体験と似ているなと思う。昔の野球マンガは実際の球団と実際の選手監督たちが出てくるのは当たり前で、今考えるとへえっという感じなのだが、逆に従来の音楽マンガは作中には実際のアーチストや楽曲は出てこなかった。それを実際に出したのが「SHIORI EXPERIENCE」で、その辺がこの作品は新しいなと思ったのだけど、「ふつうの軽音部」は楽曲を作品の精神世界を作る大きなマテリアルにしているわけで、もっと踏み込んでいる。これは今のアニメ作品の音楽を作るアーチストたちが原作マンガを読み込んでその世界観を共有し、それによって自分たちの世界も広げていくというやり方と方向は逆だが目指すコラボレーションはある意味似ているわけで、新しい漫画や音楽の発展形なんだよなと改めて思ったりした。
***
国会では、昨日衆議院本会議で令和8年度予算案が可決されたのだが、同意を取り付けられそうな国民民主党も自民党側の「強引な国会運営」に反発をみせていて、参議院での年度内成立は結構厳しいという見方が出ているけれども、今のままでも4月13日には自然成立はするわけだが、そうなると13日分の暫定予算を生まなければいけない、ということが出てくる。
そうせずに年度内に成立させるために、例えば参議院の審議が終わらないうちに衆議院で3分の2以上の賛成で再可決する、とかはできないかと思ったが、これは法律案についてのようで予算案にはないようだから、どうしても年度内ということになれば参議院で可決するしかなく、それを考えるとこうした反発を抑えて少数与党が予算案を成立させるのはふつうに考えるとかなり厳しいと思うのだが、高市総理は何か成算があるのかな、とは思う。
参議院予算委員会の委員長は自民党の藤川氏なので、彼も職権で議事を早めることはできるだろうけど、委員会で与党は議長を含めて23人、野党は22人。つまり議長を除けば同数で、議長の投票によって可決はできるだろうけど、本会議での成立はやはり野党も巻き込まなければ難しい。どういう展開になるのか、まだよくわからない。
昨日書いた「立憲民主党≒リベラル」はなぜ没落したのか、ということについて、与那覇潤さんは「キャンセル」のような強引の手法を使うから若者を中心に国民に嫌われた、ということを言っていたけれども、やはり今の高市さんの国政の進め方はある程度強引であることは確かで、それがどう国民に評価されるのかはまだわからない。「強引」が結果論として許されるのは、「結果としてこれしかなかった」という落ち着きどころがある時に限られていると思うけど、(もちろんトランプのイラン攻撃も「強引だったが結果的にはあれしかなかった」という評価を狙っているのだろう、危ういけれども)「予算の年度内成立」がどれだけ「国民生活の支障を除いた」と評価されるのかはちょっとわからないなという気もする。
書きたいテーマ:メディアの役割は権力の監視か・リベラルを滅ぼしたのはキャンセルカルチャーか・社会保障・音楽とタイアップetc
Posted at 26/03/13
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3月13日(金)曇り
今朝の今のところの最低気温はマイナス1.6度。ただこれは湖岸にあるアメダスの気温なので実家からは直線距離で1キロくらい離れているし、高度差は数十メートルはあるので全く同じではないだろう。今朝は5時半過ぎに外に出た時に案外暖かい、プラスかな?と思ったのだがそのくらいの気温だったので曇っているために放射冷却がそんなに進行しなかったということなのかもしれない。車でゴミを出しに行き、セブンで週刊漫画Timesを買い、職場のゴミをまとめて出して、お城の近くのファミマでスペリオールを買って帰る。
昨日は午前中にブログを書いた後銀行で通帳を記帳して西友に行って買い物。米を買ったのは水曜日だったか。そう、昨日は日本茶を買ったのだった。それからツタヤに行って「Change the world」4巻を買う。この作品もマンガワン連載だからいろいろ大変だと思うが、もう終盤に差し掛かっているようなのでしっかり締めてもらえたらなと思う。
作業場に行ってマンガの単行本の整理をし、実家に戻ったら鍵が開いてるので何かと思ったら弟が予定より早くきていた。母の入っている施設の家族会があるということで、こちらは忙しいということもあり、弟がいま福祉関係の仕事をしているということもあって出席してもらうことにしたのだ。やはり専門でやっていると知識もあるし要望などもしやすいということもあり、いろいろ言ってもらったようだ。今後良い方に変わると良いなとは思う。
***
今日は書きたいテーマが三つほどあったのだが、母を松本の病院に連れていく日なので時間がなく、簡単に何について書きたいかだけ。
https://kyodonewsprwire.jp/corp/shioj/4719/#i-3
メディアというものの役割について。コミュニケーション学者のウィルバー・シュラムによるとメディアの役割は「情報提供」だけでなく「監視」「討論」「教師」があるということなのだが、この「監視」というのは政治だけにとどまらず、社会にとって押さえる必要がある様々な変化について監視する、ということのようだ。日本においては自然災害などもその範囲に入る、というか各国に比べるとその重要度は高いだろうと思う。
そういうことを書こうと思ったのは「メディアの役割は権力の監視」という言い古されたフレーズについて、「そんなこと頼んでないぞ」という主張をよく見かけるのでこのフレーズの根拠についてちょっと調べて考えてみたいと思ったということである。このシュラムの主張が広く支持されているのかどうかもまだ調べられてないので、その辺からまた調べて考えて書いてみたいと思う。
https://note.com/yonahajun/n/nb78ea9746285
二つ目は、「リベラル≒立憲民主党≒中道改革連合を滅ぼしたものは何か」という話で、與那覇潤さんは「それはキャンセルカルチャーである」と言っていて、これはある程度当たっているとは思うのだが、やはり與那覇さん自身がリベラルな方なのでちょっと手加減しているというか、明らかにダメなところを強調しているような感じはある。その辺についてももう少し考えてみたいと思ったということである。
https://note.com/exaray/n/n81378cc414aa
三つ目は社会保障の問題について。この本は面白そうだと思ったのだけど、読む余裕がまだない。ただ社会保障とナショナリズムとか、この辺りについては考えてみたいテーマが結構あるので、また書きたいと思う。
https://note.com/lucaspoulshock/n/nd03ec04b9acb
そのほか、みのさんのこの音楽とタイアップとの関係についての文章にいろいろ反応があって面白いのだけど、それについて書けるほどの知見があるわけではないのでまた何かファンの立場からかけたらいいかなとは思っている。
東日本大震災の文化的影響:「君の名は。」「シン・ゴジラ」と「進撃の巨人」「魔法少女まどか☆マギカ」とLINE/「自分自身のインフラ」を整える/「自分が重要だと思ったことを書く」/イラン戦争とアフリカ
Posted at 26/03/12
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3月12日(木)晴れ
今朝の最低気温もマイナス2.7度、やはり結構寒い。昨日一昨日は会計の仕事をしてもらっていたのだが、私自身はクリーニングを出しに行ったり母の分の確定申告をやりに市役所に行ったり。それから西友に行ってお昼の買い物をして帰ってきて、会計の仕事などの打ち合わせ。市役所で待っている間に会計事務所から電話がかかってきて自分の確定申告や会社の決算の話などがビュンビュン進んだ感じだった。
帰ってきて打ち合わせをして昼ごはん、少し休んで竹を刈りに上の畑へ。20本、という目標を決めてやってみたがこれはかなりハードだとわかり、もう少しペースを守ってやってみようと思う。やっている途中で状況がわかったり、思っていたのと状況が違ったりすることはよくあるので、あまり無定見にも進められない。こういう外の作業は、手を動かしている時間も長いが考える時間は結構必要だなと思う。
そのあとは作業場にマンガの単行本を運んで少し整理し始めたが、これも結構大変だなと思う。こういうことは基本的にインフラを整える作業なのでそれ自体がクリエイティブな作業に直結するわけではないから、疎かになりがちだなと思うけれども、まあそういう基礎作業をちゃんとやるというのはきちんと掃除された部屋で何かやったの方がちゃんと捗るというのと同じことだなとは思う。
***
昨日は書く内容として
○自分が面白いと思ったこと
○自分が感動したこと
○自分が正しいと思ったこと
○自分がお知らせしたいこと
の四つを挙げたが、
○自分が重要だと思った(判断した)こと
というのも付け加えられるなと思う。
世界情勢、たとえばアフリカの情勢みたいな話はマスメディアではほとんど出てこないし、ネットでもTwitterでもあまり話題にはならない。ただアフリカはいろいろな意味で重要であることは間違い無く、それらについて読んだり調べたりしたことを書いていくことは意味がある(重要である)と自分は思っている。まあ自分が書くのだから自分が判断したことに決まっているわけだが、その辺にAIが書いた記事にはないある種の主体性みたいなものがポイントとして重要なんだろうと思う。
***
https://note.com/umemoto_abp/n/n939f19a50f68
アフリカの現在の経済状況、特にイラン戦争勃発をめぐる情勢の変化については、上のnoteがよくまとまっていると思う。今までもそれなりにアフリカについては読んできていたが、知らないことが結構あった。サハラ以南のアフリカで最も石油の産出量が多いのはナイジェリアだけれども、2番目がアンゴラであることは知らなかった、ないしは忘れていた。こうした国々は今回の原油危機で経済的にプラスになる可能性はあるわけである。
アフリカに対する経済のハブがドバイになりつつあるというのはなんと無く知っていたが、ということは今回の危機によってアフリカ経済全体に与える影響はかなり大きいということだろう。また言わずもがな、ドバイは航空ルートのハブでもあるわけだが、日本にも直行便のあるエチオピア航空は日本航空と同じくらいの国際便を飛ばしているということは知らなかった。ドバイ周りでなく、アジスアベバ周りでヨーロッパというのもあり得る、という話は興味深かった。
この辺りも時間のある時にまたしっかり読んでおきたいと思う。
***
昨日は東日本大震災から15年。今日は長野県栄村の地震と原発事故から15年。2011年という年はいつの間にかそういう年月の向こうに行ってしまった。
https://x.com/tarareba722/status/2031739834185003356
「東日本大震災発災から15年ということは、『シン・ゴジラ』と『君の名は。』から10年ということか。この2作品が同じ年(2016年)に公開されて、立て続けに観て、「ああ、日本人は、あの時に救えなかった人たちを救い、倒したかった敵を倒す物語を生み出して、それを楽しむのに、つまりそう思えるように癒えるまで、5年間という歳月が必要だったんだなあ…」と思ったものでした。」
「君の名は。」は震災を意識した映画だということは思っていたけれども、「シン・ゴジラ」は必ずしもそうは思っていなかった気もする。ただ、作る方にも見る方にも、少なくとも無意識の文脈としてそういうものがあり、だからこそ両方傑作になったのだろうと思う。最近私はあまり映画を見ていないのだけど、この2本は見た。RADWINPSに関心を持ったのも「君の名は。」のテーマ、「前前前世」だったことを考えると、確かに自分の中でもエポックになった年ではあるなと思う。
震災と作品、ということでは、むしろ震災と同時代に同時並行で連載・放送されていた二つの作品、「進撃の巨人」と「魔法少女まどか☆マギカ」の方を私地震としては意識する。
「進撃の巨人」を読み始めたのが前年末に出た「このマンガがすごい!2011」がきっかけだったので、ちょうどリアルタイムで読んでいた感じになった。当時も、この作品が東日本大震災を予言した作品なんじゃないか、ということはよく言われていた。巨大災害という「巨人」に立ち向かい、跳ね返されて死んでいく人間たちのドラマとして当時は読まれていたなと思う。まだ3巻くらいしか出ていなくて、超大型巨人・鎧の巨人の人智を超えた災害感、そして女型の巨人に立ち向かう調査兵団のボロボロに傷つく有様など、当時の震災と重ねて読んでいた人は多かっただろうなと思う。後になって種明かしがされていくと初期の恐怖感は忘れられていってしまうけれども、読んでいた当時のあの絶望感は今も思い出せる。
また「魔法少女まどか☆マギカ」はリアルタイムで見ていたわけではないのだが、震災で最終回近辺の放映日程が変わり「リアル「ワルプルギスの夜」だ・・・」という声が上がっていたのは覚えている。この作品は後でレンタルビデオで見たのだが、あの災害感と救済感、そして自己犠牲の尊さというものはやはり震災後だからこそ感じられた部分はあるなと思う。
https://weathernews.jp/s/topics/202103/010195/
そのほか、読んでいて思い出したのだが、震災当時全く電話が繋がらなくなっていたことの反省から、LINEアプリが開発されたのだという。LINEは韓国の会社の日本法人が作ったものだが、かなりの企業が協力したのに当時の民主党政権の日本政府は協力を拒否したらしく、この時に政府が出資することでこの国民的通信インフラになったアプリの主導権を日本側に取っておけばより安全に普及が進んだのではないかということは思ったりする。私も外国企業に個人情報が流れるのはあまり嫌だなと思ってなかなかLINEはいれなかったので、こういう思わぬことが将来の全体像に影響を及ぼすことはあるんだなと思う。
しかし考えてみると「既読」という機能があるのは、返事がなくてもこれを読んではいるんだ、という確認の意味が当時の状況では重要だったということがある、というのもどこかで読んだことを思い出した。
東日本大震災が与えた文化的影響というものは、普段は忘れているけれども実は結構大きいのだよな、と改めて思った。
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- 「FMいわきの東日本大震災」と「赤飯2100食廃棄」のいわき市教育委員会/これから書いていくもの/「ハーバーマス死去」と「イスラエルの虐殺」/「高市総理の愛読書」の秀逸性
- Xのシャドウバンとネット検閲/作品と楽曲の世界観とスピリットの共有:「ふつうの軽音部」と「アニメ楽曲」/「高市首相の国会運営」と「リベラルの没落」/暫定税率廃止を吹き飛ばしたガソリン価格の高騰
- 書きたいテーマ:メディアの役割は権力の監視か・リベラルを滅ぼしたのはキャンセルカルチャーか・社会保障・音楽とタイアップetc
- 東日本大震災の文化的影響:「君の名は。」「シン・ゴジラ」と「進撃の巨人」「魔法少女まどか☆マギカ」とLINE/「自分自身のインフラ」を整える/「自分が重要だと思ったことを書く」/イラン戦争とアフリカ
- 「何でも屋」が生き残るためには/「保守的で常識的」であることと「突出する」こと
- イラン戦争:「自由主義と権威主義の対立構造の崩壊」という世界観とリアル/石川知事選:県都への人口集中と地域の課題/若い世代:根拠のない楽観と根拠のない諦めの同居
- 「自分を構成するマンガ」は思ったよりたくさんある/人生二周目の用意/「ふつうの軽音部」はなぜ描けたのか/石川県知事選の波乱/イランの新最高指導者/マンガワン騒動は落ち着くか
- 「ふつうの軽音部」101話の爽やかさ/読者による小学館漫画単行本ボイコットの動きと草津冤罪事件/オールドメディアはなぜオールドなのか/意識高い運動の傲慢さとは/日本における「歩く」という文化
- 「もう社会的には死んだようなものですから」/フランス革命から始まる遊山対象としての美術館/トランプとイスラエルの考えるイラン戦争の落とし所/イスラエルの核とアメリカとの特別な関係
- 斜陽産業としての人文系/「日本」の価値の再評価無くして文化事業の再興なし/アート周りによくある男と女の事件
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塩野七生が叩かれる理由
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