イランへ奇襲攻撃に対するトランプ大統領の「真珠湾発言」と「事前通告されなかった日本は舐められたのか」/「シテの花」第57話と第5巻/辺野古沖転覆事故と活動家団体強制捜査と日本基督教団

Posted at 26/03/21

3月21日(土)晴れ

今朝は朝のうちに東京に帰るので4時に起きた。まだ寝ぼけた感じは残っているが、準備もあるのでゆっくりもしていられないという感じ。天気はどうかなと思って外を見たけど流石にわからない。玄関から外に出て空を見上げると、星は出ているけどあまり多くなくて、じっと見ていると薄い雲が広がっているのがわかった。でも多分、これは天候の分類としては晴れだろう。自分の感覚で書く「今日の天気」であるなら薄曇りでも良いのだが。

今朝は忙しいのはわかっていたので昨日のうちにネタを仕込んでおいた、というかテーマについてだけいくつか選んでおいたのだけど、文章を書くというのはその時その時の真剣勝負というか感覚なので、用意しておいたテーマに感覚が合うとは限らない。などということを「シテの花」第57話の更新を読みながら考えたりした。

https://www.sunday-webry.com/episode/12207421983510812006

「シテの花」は若手能楽師たちの話なわけだけど、今まで5番勝負で8人の舞と謡が描写されてきて、そこに主人公琥太郎(コタ)のグループのリーダー・世鳳の凄まじい業に満ち満ちた舞を見せられた直後にコタは舞台に上がることになる。このストーリーの最大のコタの理解者にしてライバルなのは相手グループのリーダーであり若宗家でもある至龍なのだが、対決相手として設定した理由を世鳳が語っていて、もともと一流のダンサー=表現者であったコタは「花」を持っていて、「エネルギーが器いっぱいに満たされる感覚」を持っているから、その相手をさせられるのは至龍くらいだ、というのは自分が考えた通りだったのだけど、これだけ若手の凄さを描写した後にそれをいうのもたまげたなあという感じだった。

もちろん何か各テーマが決まっているときにはそれについて書くのだけど、そのとき一番書きたい、熟れた柿のような題材というのはいくつもは無い。こうした日記の良さというのはそのとき一番書きたいものについて書けることだよな、と書いていて思った。プロの書き手はそうで無いネタについてもちゃんと熱量を込めて書けるのだろうとは思うのだが。

昨日は午前中、朝のうちにお墓参りなどを済ませ、朝食後はブログ/noteを書いて、お昼も早めに済ませて準備をしていたのだが、シテの花の更新が待ち遠しいなと思いながらサンデーうぇぶりを見ていて、水曜日に「シテの花」5巻が出ていることに気が付き、調べてみると買ってない単行本が4冊あったことに気づいて、ツタヤに出かけて買ってきた。「シテの花」5巻、「龍と苺」25巻、「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」25巻、「エロスの種子」10巻。

職場で仕事をしたが後半は割と時間があり、土曜日(つまり今日)のブログネタを考えたりしていたら思ったより帰るのが遅くなった。帰りにセブンに寄ってレンチンのハンバーグとバジルサラダを買って実家で夕食を取り、パソコンを持ち帰るつもりだったのを忘れていることに気づいたので一度職場に戻って取ってきたりしていたら、休む予定の時間になったのだが、普段は眠くなったら寝て目が覚めたら起きる、という感じで生活しているので寝る時間になったら寝て起きる時間になったら起きるというのは緊張感が伴ってあまりよく眠れないなと思うなどした。

昨日書き忘れたのだが、昨日は地下鉄サリンから31年の日だった。辺野古沖の同志社国際高校遭難事故で、船長で反基地活動家の牧師が日本基督教団所属だったことからオウム真理教、統一教会に続いて日本基督教団が批判の対象になっているわけだが、昨日は海上保安庁による家宅捜査が活動家団体に対して行われたようだ。早く全容を解明してもらいたいが、当然のことながら、日本基督教団が日本の政治に与えてきた広範な影響はオウム真理教などの新新宗教、統一教会などの外来の新興宗教に比べて明治以来の厚みが違う。日本基督教団自体は戦時中にキリスト教プロテスタント団体が統合されてできた団体で中身はある意味雑多なのだが、かなり過激派左派思想の温床になっているという指摘もあり、今回の事件との関連でそういうことも明るみに出ていくことはまだまだあるのだろうなという気はする。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6573671

***

https://x.com/ikedanob/status/2034925327257092204

昨日も話題にしたが、高市首相とトランプ大統領との日米首脳会談のインタビューで、「何故イラン攻撃の際に事前通告をしなかったのか」という質問に対し、トランプ大統領が「サプライズを与えるためだ。日本も真珠湾攻撃の時になぜ教えてくれなかったのか」と返したことが波紋を呼んでいて、「英独には事前通告があったのに日本にはなかったのはなめられたからだ」という指摘があって、ちょっと首を傾げたので調べてみた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9dc6be03107b05d3e632b0371733243747b4b9fc

https://news.yahoo.co.jp/articles/393add79310e9193e4f9238c7045d78c4cae77c7

つまり彼らの主張を文字通りに取れば、イギリスには一緒にイランを攻撃する相談があったが断られ、またイギリスの基地を貸してほしいという要請も断ったということだろう。ドイツには相談自体がなかったということになる。

当然ながら、日本がイランに対するアメリカ・イスラエルの先制(奇襲)攻撃に参加する可能性はゼロだから、通告する必要があるはずはない。通告しなかったのは舐められたからではなく、必要がなかったからだろう。

この辺りのところ、いろいろな論者の意見を読んでいても、完全に客観的な意見というのはまずない。これはウクライナ戦争の時からそうなのだが、大勢はウクライナ支持でもロシア支持の人もあり、ロシア支持とは言わないまでもヨーロッパと歩調を合わせてウクライナ一辺倒であることに対して批判する人もいる。ガザ戦争でもハマスの攻撃を強く非難しイスラエルのサイドを強く支持する人もいれば、イスラエルの人道無視の攻撃を非難する人も多い。今回のイランに対する先制奇襲攻撃=(現在の)国際法無視の攻撃に対してもイランの核開発状況を考えてやり方は悪かったが攻撃は正当だと考えるのが欧米の主流のようだが国際法無視だという点をなじる論者も当然いて、実際のところ本当に大局に立った見方がなんなのかはなかなかはっきりしない。

ということは結局、いろいろな状況を調べていろいろな論者の意見を踏まえて自分で判断するしか無いわけで、その辺りのところは国内問題に比べても考えることが多く、なかなかこうとは言えないのが実情だなとは思う。ただ、事実とその関係についてプロパガンダ的な発言も専門家の中にも結構あるなとは思うので、その辺りをなるべくフラットに判断していかないといけないな、とは思う。


「日本はなぜ真珠湾攻撃を教えてくれなかったのか」:日米首脳会談と歴史を学んでいない記者の質問/ガソリン補助金と価格の乱高下(下がったのはありがたい)

Posted at 26/03/20

3月20日(金)春分の日・曇り

今日は春分の日。お彼岸なので、朝起きてから6時過ぎに墓参りに行ってきた。うちの墓は地域の共同墓地で、高台の斜面にあるのだが、湖を見下ろして景色だけはいい。朝のうちだったからまだ人はいなくて、花とお菓子を供えて線香をあげ、南無妙法蓮華経を3度唱えた。(うちのお寺は日蓮宗)昨日は雨が降ったから朝の空気は少し湿っていた。

それから街に降りて職場に行き、ゴミを出したりした後、隣町まで車を走らせてセブン併設のスタンドで給油。割引込みでリットル166円で入れることができた。ガソリン補助金のおかげである。先週の土曜(14日)に給油した時は187円だったから一気に21円下がった。しかしその前の週(7日)は159円だったので、それよりは7円上がっている。めちゃくちゃ乱高下である。今日入れたのは15リットル強だったので2500円強。週あたりこのくらいで済めばありがたいのだが。丘の上のデイリーまで走ってスタバのラテ缶と塩パンを一つ買って帰った。帰着したら7時半になっていた。

墓参りは本当は午前中に行くつもりだったのだが、思い立って朝のうちに行った。貴重な朝の時間をどう使うかはいつも考えるのだけど、他の人が活動する時間に外に出ると混雑するので、それを優先してしまうことが多い。そうなるとブログ/noteを書く時間が遅くなり、それはそれで他のことをやる時間が押してしまうので困るのだけど、まあ体も時間帯も一つしかないので一つの体で一つのことしかやれない訳である。

***

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2543511

日米首脳会談についてはかなり心配していたのだけど、結果的には割と良好な感じで進んでいて良かったと思った。「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはトランプ大統領だけ」というのは割と含蓄に富んだ言葉で、聞き様によっては「さっさと戦争を終わらせろ」というようにも取れる。レアアースの共同開発や石油備蓄などのことについてどういう細かいことが決まったのかはよくわからないが、基本的に高市さんもトランプの扱いは結構上手いなと思った。安倍さんもそうだが、トランプを機嫌良くさせてこちらの話を聞くように持っていっているのだろうと思う。

それの正反対の対応をしたのが報道ステーションにも出ているテレ朝の千々石記者だったようで、この階段で一番話題になっているのはこの下りだったようだ。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/900186468.html?page2

「日本とアメリカは良い友人だ。日本やヨーロッパの同盟国に戦争開始前になぜ相談がなかったのか?日本の市民は困惑している。」

これは流石に踏み込みすぎた発言で、トランプは「日本ほど奇襲をよく知っている国はないだろう。なぜ真珠湾攻撃を教えてくれなかったのか」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19CD10Z10C26A3000000/

これには高市首相も困惑した表情を浮かべていたが、千々石記者もこういう答えが返ってくるとは思わなかっただろう。そう答えさせる気がなかったのだとしたらかなり激ヤバなわけで、二の句が継げないとはまさにこのことだっただろう。欧米メディアもこの件について取り上げているが、「トランプが非常識な発言をした」というノリだったようだった。ドイツ人に「ナチ」と言ったようなものだという受け取り方なのだろう。

これに対してアメリカ国民がどのように反応したのかも知りたい感じはするが、トランプの支持者は多分ジョークとして笑っているだろうなとは思う。

実際のところ反応に困るのは日本人の方で、高市総理は華麗にスルーしたようだが、まあそれくらいしか反応のしようがないだろう。国内でも話題にはなっているが、真珠湾攻撃に対する位置付けは日本人の多くは自分なりの解釈を持っている気がするし、一概になんともいえない。

千々石記者のたりないところ、というか日本の記者はほとんどそうだと思うが、外交の舞台というのは何百年もの歴史を踏まえた上で行われているショーであり、丁々発止の場でもあるわけで、ゼレンスキーのように吊し上げられたりすることもあるし、パパブッシュのように晩餐会で倒れてアメリカは大丈夫かという印象を与えたりもする。上皇陛下が訪中した際には江沢民主席から印章を贈られたそうだが、上皇陛下はその受け取りを謝絶した。つまりこれは、中華皇帝が朝貢国に対して「漢倭奴国王印」とか「親魏倭王印」とかを与える、日本を中国の服属国にするという言外の意が含まれている行為な訳で、上皇陛下がそれを拒絶したのは当然だが、随員は何故拒絶したのかさっとはわからなかったりもしたようで、つまりは歴史を学ばなければいけないというのはそのことなわけである。猛省を期待したい。

いろいろ書きたいこともあるが今日はこの辺りで。

辺野古沖・同志社国際高校「平和学習」転覆事故で明らかになってきたこと/児童書の新しい試み:「子どもは絵を先にパラパラと見て内容を把握してから文章を読む」/思考と痛み

Posted at 26/03/19

3月19日(木)雨

一雨ごとに暖かく、というのが三寒四温と言われるわけだが、今朝の雨によって気温は下がらず、今の所の最低気温は6.1度。昨日の朝はマイナスだったからかなり暖かい感じはする。ただじっと座ってパソコンに向かっているとやはり暖房なしではいられない。起きたのは5時前だったが着替えてネットを少し見てから車で出かけて作業場で用事をし、少し離れたセブンまで走ってヤングジャンプを買って電気代を支払うなどして帰ってきた。

昨日は午前中松本の整体に出かけて体を見てもらう。減食を続けること、体を動かすことなどを言われ、まあそうだなと思う。面倒くさいこと(気が重くなるようなこと)を考えると肩が痛くなる、というのは続いているなと今朝も思ったが、あまり考えないようにしているそういうことをつい考えてしまうくらいには体調が戻りつつあるということかもしれないとも思う。生きるということは大変だ。

まっすぐ帰ってきて急いで昼食を食べ、少し横になったら爆睡してしまい、起きたら約束の時間の直前。慌てて車で職場に出て打ち合わせをしたり。駅前の喫茶店に行ってさらに合流して少し話をして戻ってきた。

夜は10時過ぎに帰って報道ステーションを見ながら夕食を取ったが、すぐ見る気がなくなった。夕食後横になったらやはりうたた寝してしまって、1時半過ぎに起き出して昨日は入浴せず就寝。5時前に起きているから寝床の中は3時間強くらいか。よく寝た感じでそれなりにスッキリはしたが、セブンに運転中に余計なことを考えていたら腕が痛くなってきて、しまったと思った。

***

https://www.sankei.com/article/20260318-3LS6ENX4PFORHAUQ5QMEORE4NQ/

同志社国際高校の辺野古沖「平和学習」事故だが、捜査関係者も大変な捜査になりそうだと認めているように、これは前例のない捜査になる部分が大きいだろうなと思う。船自体の過失責任も、運行責任者の船長に責任があるのは当然だが、その管理をしていたのがこの活動家団体と言えるのか、所有者は誰なのか、その辺もまだ報道もSNSでの調査もされていないところもあり、どのように行われていくのか、素人から見るとよくわからない。

また、過失責任をどこまで認定するかということも大きいが、学校側の過失責任をどう見るのかということもあるだろう。この辺り、学校に対して強制捜査を行う必要があるのかなども考えたが、これもあまり類例を見た記憶がないのでよくわからない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a03b06069b8a9931a6ea726c66c7d9119d492d0f

民事の賠償責任についても、旅行者側はこの行事への関与を否定しているので、補償の対象外だとしているし、旅行保険の対象になるのかは協議中とのことだった。活動家団体といっても任意団体だろうし賠償責任があるのか、あっても支払い能力があるのかという問題もあるし、また学校側の賠償責任がどうなるかという問題もある。いずれにしても大変な問題であることに変わりはない。

一部に「同志社国際高校の平和学習」を攻撃するな、という意見が見られるけれども、「平和学習=戦争と平和について考える学習」であるならば、その考える材料としては例えば自衛隊の体験入隊という手もあるはずだ。これは場合によっては危険が伴うかもしれないが、見学日に訪問するくらいなら特に問題はないだろう。また、米軍の市民交流デーに参加するという手もある。沖縄に行くにしてもひめゆりの塔や平和の礎へバスツアーするという定番のコースも既に確立している。

旅行業の素人(安全確保に問題がある)の反米基地活動家団体に大きく依存する形で、反米基地活動家の視点を共有して工事現場を見学することを「平和学習」として行うことを批判することは当然あっていいはずで、それを「不当な攻撃」と主張するのは当たらないだろう。

平和学習でもなんでもそうだが、何をやっても何らかの「視点の押し付け」になるという弊害は「教育という営為」のある種の宿命なのはそうなのだが、旅行行事において最も基本的で最も重要な「安全確保」を「素人の活動家団体に丸投げした」「同志社国際高校の平和学習」は強く批判されなければならないのは当然ではないだろうか。

https://note.com/irukaoyaji/n/nd7fe4b625bc2

https://note.com/irukaoyaji/n/n77b7bedf08f5

この事故に関して、プロの目から見た記事が二つ。上の記事は事故発生時から事態が明らかになるたびに追記された記事で、臨場感がある。下の記事は背景を含めてだいぶ明らかになってからの記事で整理されている。いずれにしても、この事故がいかにとんでもない事故であったかはよくわかるだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/35b45b57b79d06d578f2580d3b15702fb4c68fb0

また、気の毒なことに亡くなった女生徒に関しては、「一人足りない」と気がついたのが港に戻ってからだったとのことで、救助が遅れたのはそのせいだったようだ。もし教員が転覆した船に乗船していたらその場で点呼をとって確認できたはずで、助かった可能性もあったかもしれない。この点においては学校側の責任も大きいように思われる。

ここからは個人的な意見になるが、現代において、「平和=反米軍基地・反自衛隊」というスタンス事態が既にアナクロニズムなのだと思う。活動家団体の謝罪風景を見ても、ほとんどが高齢者で若者の支持は集まっていないように思われる。ここにこうした事故が起こったことで、さらに若者は離れるだろう。

https://x.com/H1321229748272H/status/2033593731706753506

既にこの団体と近い関係にあった少女保護団体であるColaboは関連ツイートを全て削除しているようだ。この団体は歌舞伎町のトー横で保護した少女を沖縄に連れて行って反基地活動に参加させたと批判されているから、この団体の船に乗せられた少女もかなりいるのではないかと思う。

共産党や社民党、民主党系の議員たちはこの抗議船に乗船経験のある人が多いようで、責任者である船長の牧師を追悼するツイートなどが上がっているが、これも刑事責任が明らかになってきたらどのように態度を変えるのだろうか。キリスト教系のメディアでは追悼記事もあるそうだが、日本基督教団などについても反応は注目されるところではある。

このように捜査機関等や関係機関の対応が動き始めると、素人の観察者が書けるようなことはあまり無くなってくるのだが、これは日本の教育界や(反米・反自衛隊)平和運動にも大きな転機になる可能性もあるようには思うので、必要に応じて注目して書いていきたいと思う。

***

大変気分が重く暗くなる話が続いているので少し明るい話題を一つ。これも子供に関することだが、児童書の新しい試みについて。

https://president.jp/articles/-/110184

この本の発想は面白いなと思った。「子どもはまず挿絵をパラパラとみて話の流れを把握してから字を読む」と言うの、そう言えば子供の頃の私は「ドリトル先生」にしても「15少年」にしても「みどりのゆび」にしてもそう言う読み方をしていたことをまざまざと思い出した。これはそれより前には絵本を読んでいたからそういう把握の仕方が自然なわけである。いわさきちひろの絵本とかも絵の印象は強いけれども文章はあまり覚えていなかったりする。

子どもが読書に親しむきっかけというのはいくつかあると思うけれども、一つは母親などが寝る前に読み聞かせるというのがある。ただ私の母は読んでいるうちに寝てしまうことが多く、「続きは?」と聞いても起きない、ということがよくあり、それで自分で読むようになったということもあった。

もう一つは絵本から入るパターンだろう。絵で話を大まかに把握して、それから字を読んでそうなんだ、と思うパターンである。字を読まない場合もある。そこから子ども向けの普通の本に移行していくが、昔から子ども向けの本は挿絵は多かった。岩波の児童書のソフトカバーのやつとかも、最初はそうやって読んでいたし、カラーだと嬉しいけど白黒だと物足りない、というようなこともあった。小学校低学年の教科書もカラーの挿絵が多くて子供としては嬉しかった。

漢字を覚えるのもまずは総ルビのもので読むのが覚えるきっかけになるし、昔から児童書はそうだったと思う。最近はひらがなに開いてしまう傾向が強くて子ども向けの本を読む楽しみが減ったなと思っていたが、総ルビを復活させたのも大変優れた視点だと思う。

絵がアニメチックになったのは賛否両論あるとは思うけれども、初めて読む本ではそんなに抵抗はないなと思う。不思議の国のアリスやナルニア国物語のような、絵のイメージがこちらに元からあるものには抵抗感はあるが、アリスもディズニーアニメをきっかけにより広く読まれるようになったということもあるから、入口としては良いのかなとも思う。


春先の身体の大掃除/同志社国際事故にみる私学教育の理想とスタンダードを育てる公立の違い/「社会保障のどこが問題か」/「戦国北条氏」/アメリカとイスラエルの共同軍事作戦は史上初

Posted at 26/03/18

3月18日(水)晴れ

今朝起きた時、そんなに寒いと思わなかったが、気温を見てみると今のところの最低気温はマイナス0.9度なので、やはり春先の冷え込みはある。ただ、天気図を見ると典型的な春の移動性高気圧と低気圧の図なので、春だなあと思う。今日の予報も午前中は晴れて午後は曇り、夜には雨になるとのこと。この雨で寒さは緩むという感じなので、三寒四温がそろそろ本格的な春に移行するという感じかなと思う。

私は基本的に花粉症は出てないのだけど、春先は鼻がくちゅくちゅする感じはある。くしゃみもでる。あまり意識してないが花粉は飛んでるんだろうなと思う。ただ結構ひどい時期はあって、奥多摩の方に行ってひどい目に遭った時はあった。あれは多分90年代前半なので30年以上前の話だが。まあ出ないでくれるのがありがたいのだが。

いずれにしても、そういうことだけでなく春先に体調的な不調になることは結構多くて、昨日整体の本を読んでたらそれは春の大掃除だ、というようなことが書いてあり、まあそう思っていれば気が楽だということはあるからそう思っていようと思う。どうしても、いろいろ考えることが多いのでそれが体に負担になっていることはわかっているのだが、それがこういう季節の変わり目には現れるのだと思う。腕の痛みもまだ抜けてはいないが、今日は松本に整体に行くので良い方に変わればいいと思う。

昨日は会計関係の仕事があったのでそこで出てきた疑問というかあるはずなのに見つからない書類を、午前中は探していたりした。「どこに分類するかは難しいけど大事な書類」というものがあり、それをどこに分類するかが難しく、ここだと決めておいておいたりしても、どこに行ったのかわからなくなったりする。だから「どこに分類するかは難しいけど大事な書類」というファイルを作ってそこに入れ、そのファイルを置いた場所を忘れないようにわかりやすくしておけばいい、ということを昨日は考えていたりした。整理下手が考えそうなことだなと思ったりはしたが。

なんだかんだやっているうちにお昼近くになったので慌てて駅前のスーパーまで車を走らせて天ぷらとおひたしを買って帰り、お昼にした。午後も書類を探したり本を読んだりして、裏の畑に竹を切りに行って戻ってきて入浴など。仕事場に行ったら新しい仕事の話がガラケーのSMSに届いていて、電話して打ち合わせなど。その後会計事務所の人が来て自分の確定申告の話と決算の話など。

夜はご飯を食べながら報道ステーションなど見ていたが、見る気を無くして途中で消し、本を少し読んだりしてからうたた寝して1時ごろ入浴して寝た。ストーブの灯油が切れていたが廊下のポリタンクも空になっていたので、起きてから給油することにした。

今朝は5時前に起きたが少しネットなど見て車で出かけてサンデーを買いに行き、帰ってきてブログ/noteを書いている。

***

同志社国際高校の話はまだいろいろと出てきてはいて、タイムラインなどを見ていてもなるほどなあと思うことが多い。教育という基本的には善意の営みは、さまざまな思想や運動の餌食になりやすいことは確かで、それを守る側が保護者であるべきか国家であるべきかまたは子供本人であるべきか、などいろいろ論点が多い話なのだけど、社会システムの中でも子供とお年寄りは相対的な弱者であり、それでいて子供は社会の将来を担う存在であるのでいかに育てるかということも重要ではあるので、さまざまな干渉も当然あるわけである。

子供は個人としてどう育ってどう力を獲得してどう社会の中で生きていくか、というのが基本的な教育の個人にとってのプロセスであるわけだけど、社会の側からすればどのような個人を育ててどのように社会を維持していくかというのも大きな問題であるわけである。その社会のコンセンサスというのものは時代によって動いていくけれども、社会を維持するという点で一致していく必要はある。ただ社会に不満を持つ人は当然いるし、社会の中で自分の置かれた階級的或いは地域的な現実を打破するために自己鍛錬して階級上昇を図る人もいれば、大きな才能を持っていてそれを社会がどう育てるかが問題、という人もいたり、一人一人人は違ってそれらの人が社会を作るという基本的なことがそれぞれ難しい。

社会を形成するスタンダードな人間を育てる、というのが基本的に公立学校の役割としてあり、また数も多いからそれが定式化されてそれを守って子供を育てることができるというメリットはあるが、それが機能不全になったりその枠に当てはまらなかったりすると厳しくなったりはする。

逆に子供をそうしたスタンダードには当てはまらない、それぞれの理想を実現する目的でそれに適した環境で個性を伸ばしていこうということで私立学校に入れる場合もあり、確かに個性を育てるということはできるかもしれないが、世の中のスタンダードから見ればいかがなものかという教育が行われることもあって、その辺が今回の同志社国際の研修旅行(修学旅行)には如実に現れてしまっている、という感じがある。

キリスト教の理想で子供を育てるという趣旨によって、多様な教団が戦時中に合併してできた日本基督教団の中にはやはり良くも悪くも多様な人材がいて、過激な直接行動を是とする牧師が学校側と連携して米軍と日本政府に対する抗議行動の前線を見学させるという試みが行われそこで事故が起こったというのは、そうした教育の理想が優先されて軽率な判断が行われた可能性を感じさせる。特にそうしたカリスマ性のある指導者(船長の牧師)が先頭に立つとき、周り(引率教員)はものを言いにくいという雰囲気もあったように状況を見ると察せられる。

この全体図を見るときに何をどう改善していくべきかというのは、もちろんこうした旅行行事において法令を遵守し世間的な常識の範囲内でやってもらえれば良いということになるわけだけど、修学旅行で民泊が行われるということなどは、やはり危うさを感じさせる。これはよく問題が起こるアメリカなど英語圏でのホームステイもそうだけれども、善意で面倒を見る人だけでなくお金目当てでまともにやらない人もいるし、場合によっては悪意を持ってそれに漬け込む人もいないとは言えない。プロの旅館業者であれば大問題になるところが、「ハズレを引いた」という形で個人の被害で済まされがちになる場合が多いのも問題はある。新しいことをやればいいという問題ではないのだが、「お仕着せのスタンダードは面白くない」という先入観が学校側にも保護者や子供にもあると、そうしたある意味奇を衒った方に道を踏み外すことは往々にしてあるのだろうと思う。

国家や行政による私立学校に対する指導は公立学校に比べればかなり弱いので、その辺りもちょっと制度的になんとかしたほうがいいところがあるのではないかと思うのだが、そうなると「教育に対する国家統制の強化!」「戦争への道!」みたいな騒ぎに恐らくはなるので、なかなか手をつけにくいのだろう。ただこれはそんなに遅くならないうちに手をつけるべきことだとは思う。

***

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Amazonで注文していた山下慎一「社会保障のどこが問題か」(ちくま新書)が届いたので読み始めた。社会保障制度についてのさまざまな問題を取り上げているが、「勤労の義務」を「呪縛」と解釈しているのはちょっと受け入れ難いなという感じもある。制度としての社会保障を使いやすくすること自体はいいのだが、働く人がいなくなれば社会保障制度そのものを支える人もいなくなるわけだから、労働者優先主義は当然だ、というかそこが「制度へのただノリをなるべく少なくする」ということにおいて最低限の防衛ラインだろうと思う。まあまだ読み始めたばかりなのでその問題がどのように扱われているかはわからないが、ただ法学の立場からというところが自分があまりそういう発想がないので勉強になるかなという気はしなくはない。社会保障制度が持続可能でなければ利用者の便宜の問題などは問題として有効性を失う。

ただ、社会保障制度がいろいろな意味で利用しにくいというのはもちろん理解できる。手続き的に複雑だし何を利用可能なのかとかも結局専門職の人に聞くしかないのだけどこの本によれば専門職の人も把握し切れいないところがあるということなので、その辺のところは実際に母の介護にこの制度を利用している立場からも意味はあるかもしれないと思う。

また、社会保障制度を利用することの心理的抵抗感というものについては私はほとんどないのだが、世の中には確かにそういう人もいるらしく、高市総理のご主人の山本拓さんなどもかなり抵抗感を持っていて、高市総理が忙しい中介助に当たっているというのだけど、その辺は逆に積極的に制度を使って貰えば啓蒙になるとは思う。使うべきでない人が使うのも問題だが、使うべき人が使わないのも問題なのだが、その心理的抵抗感が憲法の「勤労の義務」規定にあるという考えはおそらく法学に偏った考えであり、もっと違う文化的なレベルの問題だと思うから、その辺の疑問はまた読みながら感想として書いていきたいと思う。19/261ページ。

***

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山口博「戦国北条氏」、第二章の北条氏綱のところを読んでいる。マンガ「新九郎奔る!」では子供なのに異様にしっかりした長男として出てくるのだが、読んでいると初代宗瑞(早雲)と違って最初から戦国大名としての振る舞いで出てくるので、他の大名との合従連衡や古河公方やその分裂系である小弓公方との形式的な臣従関係の構築や破棄など、関東の戦国模様として面白いのだけど、その中で鎌倉の鶴岡八幡宮を再建したり関東管領を自称したり、まず第一に北条氏を名乗ること自体から、関東の覇者となることを目標に定めている感じが面白いなと思った。

鎌倉公方系の古河公方や小弓公方、関東管領の山内上杉氏やそれに対応する扇ヶ谷上杉氏、配下である太田氏や遠山氏など江戸時代にも聞く名前が色々出てくるが、源氏系の名門守護である甲斐武田氏や駿河今川氏などとも対抗したり連合したりしながら、文化的な面でも覇を競っているのは宗瑞ー氏綱の元々の伊勢氏が在京の幕府政所執事の一族であったという利点を最大限で活かして京都と連絡をとっているということだなと思った。北条の名乗りをどう認めさせどう浸透させたかというのが割と面白いと思うのだが、氏綱は正式に左京大夫の官職を得て、格としては今川や武田に匹敵する存在になったわけで、そういう経緯ももっとはっきりしてくると面白いだろうなとは思った。

伊勢氏の一族や宗瑞の正室の小笠原氏の一族なども小田原に下って氏綱に仕える例もあるのを読んでいると、氏綱も単なるベンチャー企業(ある意味幕府内起業だが)の2代目という感じではないなと思う。

宗瑞の章の締めは太平記の件や禅との関わりなど文化的な話で締められているが、氏綱の章の締めは虎印判や伝馬制、また武蔵や相模における支城制の構築など広域支配に伴う制度整備の話に当てられているのが氏綱らしいという感じだろうか。75/284ページ。

***

https://shinodahideaki.theletter.jp/posts/bf5e9c28-2835-4ecb-8bc3-4286af6197b3?utm_medium=email&utm_source=newsletter&utm_campaign=bf5e9c28-2835-4ecb-8bc3-4286af6197b3

イラン戦争について、篠田英朗さんの指摘が重要だと思った。今までアメリカはイスラエルと共同で軍事作戦を行ったことはなかった。それが今回、イランという共通の敵に対して、ついに共同で軍事作戦を始めてしまい、結果的にイスラエルがやめるまでアメリカは引けなくなってしまった、という話。

言われてみればアメリカが軍事作戦を起こすときはイスラエルは参加せず、イスラエルが軍事作戦を行うときは側面援助はあっても直接協力することがなかったのは、アメリカがイスラエルの戦争に巻き込まれることを慎重に避けていたからだ、というのはなるほどと思った。

今の状態はアメリカの国益というよりもイスラエルの要求を断れなくなっていて、イスラエルに引き摺り回されている感が強い。その状態のアメリカに協力することはかなり厳しいのが実情だろう。日本は付かず離れずくらいの感じをうまく保たないといけないとは思うが、さて。

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