台湾有事問題の本質は国際法が否定する武力侵攻を中国が放棄しない姿勢にある/大分・佐賀関の大火/「シテの花」の「サンデーうぇぶり」移籍
Posted at 25/11/19
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11月19日(水)晴れ
昨日はちょっとした懸案というかやらなければいけないことをやれたので少し安心したのか割合よく眠れた感じ。目が覚めたら6時だった。ただそのせいで朝のやることが押しているのは否めない。ただ4時に起きてもブログを書き始めるのが9時になることもあるのでそれだけの問題ではないのだが。
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ちょっと衝撃を受けたのが「シテの花」がサンデー本誌の連載からアプリの「サンデーうぇぶり」に移籍するということ。サンデーは「葬送のフリーレン」を目当てに読み始めたのだが休載の回が多く、最初は掲載されてない週は買っていなかったのだがたまたま読んだ「龍と苺」が面白く、また途中で「響」の作者だということに気づいたのでうぇぶりで一気読みして、単行本も全部揃えることになった。サンデーも毎号買愛ようになったが一作のためだけに買うのは、と思っていたところ、「シテの花」と「かくかまた」という2本が面白いということに気づいてマガジンをやめてサンデーのみを買うようになったという経緯があった。
だから「シテの花」が本誌連載でなくなるということはサンデーを買うコストパフォーマンスが落ちるということで、かなり残念ではある。昨日引用した作者の壱原さんと編集者とのトラブルが表に出てきた背景にはこういうこともあったのかという感じだが、やはり腐ってもサンデー、四大誌での連載とウェブ連載とでは重みの違いもあり、残念というしかないという感じはある。まあここまで来た以上仕方のないことなのだとは思うが、うぇぶりが作品を大切にしてもらえる媒体であることを祈るばかりである。
https://www.sunday-webry.com/episode/2550912964759828591
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昨日のニュースで一番衝撃を受けたのは大分市・佐賀関の大火だった。
https://www.pref.oita.jp/uploaded/life/2321386_4619151_misc.pdf
(19日午前4時時点での災害情報)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2297043?display=1
火災は住宅地だけでなく、800メートル離れた無人島にまで広がっていて、飛び火で山林火災にもなりそうなところもあり、まだ鎮火していないようである。かなりの強風だったようで、大分という土地がそのように強風の場所だということは知らなかったから、かなり驚いている。
佐賀関は豊後水道(豊予海峡)に面した港町で、付近で取れるサバが関鯖としてブランド化している。愛媛県の佐多岬との間にフェリーが就航していて、海峡幅は14キロであるからかなり近い。2005年に平成の大合併で大分市と合併したようである。海峡の潮の流れが早いので速吸瀬戸と呼ばれているというが、昨日は冬型の気圧配置が強まったということもあったから、豊予海峡を抜ける北西の季節風が強かったということなのだろうか。冬は風が強そうな地形ではある。
古い港町で古くからの木造建築が多いのだろう、そうした住宅密集地で起こる火災はなかなか手がつけられないだろうなということは酒田や糸魚川の大火の時も思ったが、それがある意味「古き良き日本の姿」でもあり、防災の観点のみによって姿が変わってしまうことは残念さはある。まずは一刻も早く鎮火させることだが、復興に関してもいろいろと考えていかないといけないところはあるのだろうなと思う。
地元の政治家としては、佐賀関が属する大分2区は元防衛庁長官の衛藤征士郎氏だが前回の石破政権下の衆院選では落選。大分県全体で考えると先日亡くなった元首相の村山富市氏や前外務大臣の岩屋毅氏がいる。
歴代の県知事では1979-2003年の六期を務めた平松守彦氏が有名だろう。『グローバルに考えローカルに行動せよ』『地方からの発想』という著作もあり、地方分権・地域の独自性を主張した先駆けとも言える存在だと思う。
復興には多くの力が必要だと思われるので、変なボランティア団体に乗っ取られることなく、しっかりと復興させてもらえると良いなと思う。
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高市首相の台湾有事に関する発言について喧しい。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB174XC0X11C25A1000000/
しかし、日中関係の何が問題かということを原則論的に考えてみると、要は中国共産党政府が台湾の武力統一の可能性を放棄していない、ということが最大の問題であるということだろう。
「力による現状変更を認めない」というのは基本的に1920年代の不戦条約(ケロッグ・ブリアン協定)以来世界的なスタンダードになってきたわけだが、日本の満洲事変その他がそのスタンダードに反する行動であったわけで、第二次世界大戦によって日独が敗れ、国際連合が成立することでそうした行動は否定されるようになった。ただ、現実問題としては第二次世界大戦後は自由主義体制と共産主義体制のイデオロギー対立によって世界が二分され、冷戦体制になってしまうとともに各地で米ソに後押しされた戦争が起こることになった。ベトナムをはじめ多くの国々である程度の決着はついたわけだが、冷戦時代からのイデオロギー対立が起源となる対立が現在のも残存しているのが朝鮮半島と中国・台湾関係だということになる。
台湾は日清戦争によって日本の領土となり、辛亥革命が起こって中華民国が成立したのちも日本の領土だったし、第二次世界大戦が終わった時点で日本はポツダム宣言に従い台湾を放棄したので中華民国・国民党軍が進駐することになった。国民党軍が劣悪な集団であったことによって二・二八事件などが起こり、長期間の戒厳令状態が続くなど圧政が続いたが、大陸では中国共産党軍が勝利して国民党政府は台湾(と大陸沿岸の小諸島および澎湖諸島)のみを領域として支配することになった。
よって冷戦期の対立は大陸を支配する「中華人民共和国(共産党政府)」と台湾を支配する「中華民国(国民党政府)」というイデオロギー対立であり、日本の自民党政権はアメリカとともに台湾と太いパイプを持ち、中共政権とは対立関係にあったわけである。
これを変えたのが共和党ニクソン政権におけるキッシンジャー外交だった。当時のアメリカはベトナム戦争の泥沼にはまり自由主義のイデオロギー的優位性が揺らぎかねない状況にあり、道徳的解放が進み返って保守派に危機感を生じさせて宗教右派が政治的に進出するきっかけを作った時期でもあった。こうした反共姿勢が核戦略・宇宙戦略を強めるソ連に対する危機感につながり、共産中国の和解というウルトラCを繰り出したわけである。これは日本にとっては戦前のヒトラーとスターリンの間で独ソ不可侵条約が結ばれたことに匹敵するような「複雑怪奇」な理解不能な状況であり、岸・佐藤兄弟をはじめ親米派にとっては大打撃になった。
これは中国としても中ソ対立の深まりと、文化大革命によって権力を奪還した毛沢東にとっても渡りに船だった。中国はアメリカの核技術を盗み出して(元はと言えば赤狩りで中国人研究者を追放したアメリカ側の問題でもあったのだが)核実験に成功してからそんなに月日は経っていなかったが、アメリカはそれをいわば不問にしてソ連牽制を優先させたわけである。この辺りのアメリカの動きはプラグマスティックであるとも言えるが危なっかしいことも事実である。
米中国交正常化に際し、アメリカの保守派は台湾関係法を制定し、アメリカが共産党政府を承認し国民党政府と断交しても台湾の軍事的援助を続けるという形で関係を維持したわけで、「アメリカは共産党政権の台湾領有の主張を聞きおくが、武力侵攻は許さない」「中国はアメリカの台湾援助を非難はするし武力侵攻の可能性は引っ込めないが「現状では」行動を起こさない」という形で妥協が成立したわけである。
日本との関係においては、日米関係を重視する官僚派の佐藤内閣のあとを半ばクーデタのような形で佐藤派を乗っ取った田中角栄はアメリカに近すぎるところを嫌い中ソとの関係を模索する党人寄りのところがあり、アメリカの動きや国連での中国(共産党政府)加盟(代表権変更)の状況も踏まえて日中交渉に臨み、日中共同声明を発出することになった。
ここでは日中国交正常化が図られるとともに、第2項として「日本国政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する」とあり、したがって台湾の国民政府は承認となって「国と国との関係としては」断交状態になったわけである。
また第3項として「中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。」とあり、台湾が中華人民共和国の領土であるという「中国の主張」を理解し尊重する、としているわけで、それはだからと言って直ちに武力侵攻して良い、ということではないわけである。
だから第6項の「日本国政府及び中華人民共和国政府は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する。」について、中国側は台湾も自分たちの領土だという前提で物をいうことになるし、台湾について日本国政府が発言すること自体が内政干渉であると見なす根拠になっているわけである。
しかし日本側からすれば「台湾が中国の領土であると中国が考えていることは理解する」けれども、日本側が「台湾が中華人民共和国領であること」を「承認する」わけではない、というのがポイントであって、だから「台湾問題について日本政府が発言することは内政干渉ではない」ということになる。
ここに火種があるのはもちろん両者とも承知をしていることなわけだが、現実問題としてアメリカに軍事援助をもらっている台湾に侵攻することは中国にとってリスクが高すぎたわけだけれども、狂ったような軍拡によって中国がある程度自信をつけてきて、「台湾統一で名を残したい」習近平が実質終身政権となった今がその好機であると考えているのは事実だろう。
ここで重要なのが「台湾は共産党政権にとって「核心的利益」である」という言葉である。この言葉の意味がいまいちよくわかっていなかったのだが、このツイートによってなるほどと理解が深まった感じがした。
https://x.com/YSD0118/status/1990610636515197369
中国共産党政権の正統性はある意味「アヘン戦争以来の中国の失われた領土を取り戻す」ことにあるわけで、チベットを武力併合し、香港・マカオを返還させた現在、特に問題になっているのが台湾だということは事実だろう。そのいわば国是、「失われた台湾を取り戻す」ことが日本にとっての「国体=皇室制度(天皇制)」に匹敵するような「核心的利益」なのだ、という説明で、これはなるほどと思う。そういう意味で言えばウクライナはロシア、特にプーチンにとっての核心的利益であるから侵攻したということとも共通するわけで、この領土に関する主張が現在の世界において受け入れられるかというのとはまた別の問題であるということになる。
しかし「現在では失われてしまった我が国の心の故郷を領土的に取り戻す」という主張は世界中にあるわけで、ドイツにとってはプロイセン(現在はポーランド・ロシア領)、セルビアにとってのコソボがそうであり、それに宗教性を加えるとユダヤ人とパレスチナ人のパレスチナ問題になる。中国がアヘン戦争当時の西太后時代の領土を取り戻すとするなら愛渾条約で失った外興安嶺以南の極東ロシアやモンゴルも取り戻すという主張に繋がり、宮崎市定先生は中ソ対立の根本的な原因をそこに求めていた。琉球が清国の朝貢国であったことから沖縄が中国領であるという主張もずっと続けているわけで、こうした論理は言い出したらキリがない。
だから現在の国際法体系では「武力による現状変更」を否定しているわけである。そういう意味で言えば、中国の台湾に対する「武力侵攻も辞さない」という姿勢は突出したものだと言える。今回の問題の原点もそこにあるというべきだろう。
https://x.com/kikumaco/status/1990741158797128100
「台湾有事とは中国が台湾に武力侵攻することを指します。ですから、中国が台湾に攻め込まないかぎり台湾有事は起きません。」
これが全てであって、高市首相の発言は台湾に対する中国の武力侵攻を牽制している発言であり、それ以上のことは言っていない。しかし中国はその「国際法上禁止された行動に対するできる限りのフリーハンド」を確保したいがために無理筋の批判をしているわけである。
https://x.com/nobuko_kosuge/status/1990651860387311853
「国連憲章2条4項(武力行使禁止)にそくしたスタンスを中華人民共和国政府がとればいいっていう話ではあるんです。それなのに、中国政府は、台湾とのことは内政問題で、"武力行使もありうる"とはっきり言っているでしょう? 武力行使を掲げてしまうのは、まずいですよ。」
これが全てなのに、日本でも中国側の事情を忖度しすぎる発言が多いことが問題だと認識すべきなのである。
https://x.com/SeanKy_/status/1990707546785824869
「人々が求めているのは戦争ではなく、国際法「武力による現状変更を認めない」であり、日本はWW1後に国際連盟でそれを誓い、それを破った罪がWW2当時のA級戦犯であり今の平和に対する罪であって、我が国の憲法と大戦の反省を重んじる限り「いかなる国の武力による現状変更を認めない」一択なんですよ。」
だから、日本が日本国憲法と国連憲章の原則に則って行動する限り、中国の台湾侵攻は認められないわけであり、それをもっと明確に主張しても本当は構わないのだが、「中国に配慮して」現状程度の発言にとどめているのだから、謝罪だの撤回だのというのは高市首相はおろか全ての日本の政治家は本来できないことなのである。これはいわば「戦後日本の国体」問題なのである、ということになる。
ただ技術的な問題としてはよりよくできるところはあるわけで、安全保障に関する質問は与党側にさせるという安倍首相のやり方
https://www.sankei.com/article/20251118-U5GDCB7EWFOX5NWBZCWXFFEMJQ/
であるとか、安全保障に関する議論は秘密会で行う
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/39566
と言ったやり方は当然考えられることだろう。
ただそれは今後のことであり、現状はとにかく日本としては「歴代内閣と変更点はない」という主張を繰り返すのみだろう。そして中国の横暴なやり方を暗黙に世界に訴えていくことで孤立させていく、というのが日本としては最も取るべき手段であるように思われる。
最終的には中国が緩やかな民主化に向かってもらえると良いとは思うが、なかなか現状では難しいだろうなあとは思う。
少年サンデー連載「シテの花」をめぐるおどろきの事実/「本当の自分を確立する」ことと「自然体の自分が力を発揮できる」こと/自民党支持率40%超えと高市内閣と党内とのねじれ現象/鬱とトラブル
Posted at 25/11/18
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11月18日(火)晴れ
今朝は4時ごろ目が覚めたが、昨日いろいろあって気がちゃんと休まっていない感じで、10時には寝たのだが6時間ガッツリ寝たという感じにはならなかった。寝る前に風呂に入ったせいかかなり布団の中を熱く感じ、少し汗もかいた気がする。昨日は一日オーバーホールの日というかあまり何もしないで過ごしたのだが、そういう時はちょっと鬱が入っている感じがあり、トラブルがあるとかなり悲観的になってしまう感じがあったなと思う。鬱の時はしっかり鬱を過ごした方が後で元気になる感はあるので放っておいているのだが、トラブル対応モードではないという弱点はある。まあ仕方ないが。
***
本当の自分を確立する、みたいな話はよくあるわけで、実際のところ自分でも自分のやっていることが納得のいかない時というのはあるわけだから、そういう意味でそういう考えが役に立つことはあるのだけど、こういうのも考えすぎるとかえってわからなくなるところはある。確立したい自分というのはやはりある程度の強度があるわけで、その「ありたい自分」と「現実の自分」の間の距離を変に意識してしまって返って自分が弱まってしまうこともある。そうなると本末転倒だろう。
実際問題で言えば「現実の自分」が言わば「本当の自分」Seinなわけで、いわば理想としての「本当の自分」Sollen、「納得のいく自分の姿」というものはどうしても肩肘張ったものになってしまうだろう。そういう意味では「自分は自分であると許す姿勢」みたいなものが大事なわけで、「自分はこうしたい」、「自分はこうありたい」というものと現実との距離を測りながらそれを目指して近づいていくことが大事なのだろうと思う。
現実の今の自分で頑張れること、というのを見つけて一歩でも理想に近づいていく、あるいはその自分は本当になりたい自分なのか、なぜそうなりたいのかを再考する必要があることもあるかもしれない。
簡単に言えば「自然体」が大事だ、という話なのだが、「自然体の自分が一番力を発揮できる」ことが大事なわけで、そういうテーマを持つ、あるいはそういう場所を探す、あるいはそういう場所を作る、ということなのだろうと思う。
自分自身のことを考えると、それは「観察と探究」が大事だということになり、また「ゆとり」をちゃんと持っているか、ということが大事なのだと思ったのだった。
これは少し前に考えたことなのだが、書く余裕がなかったので今描いてみた。
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https://x.com/shonen_sunday/status/1990438292136026501
いま面白いと思っている漫画の一つに、サンデー連載の「シテの花 能楽師・葉賀琥太朗の咲き方」がある。この作品は「少年誌初」の能楽師マンガであるのだが、事故でダンサーとして活躍できなくなった高校生が能楽の魅力に目覚め、能楽師を目指して精進していくという作品である。今日はその4巻の発売日なので、後で買ってこようと思う。
ところで、この作品の作者の壱原ちぐささんがTwitterに以下のポストをツイートしていた。
https://x.com/ichichigu/status/1990397276498628809
驚きの内容である。いま私がサンデーで熱心に読んでいて単行本も買っている作品は「葬送のフリーレン」「龍と苺」「かくかまた」とこの「シテの花」なのだが、確かに「シテの花」は常に後半に載っている。先週発売の50号では427ページから、マンガ作品の中では後ろから三番目で、あえてこのくらいの掲載位置に面白い作品を掲載しているのかと思っていて、人気とかについてはほとんど考えていなかったのだが、このツイートによると
「『シテの花』サンデー読者アンケートでは平均7位と大変厚く応援いただいているのにどうして掲載順がいつも後半なんだろうと思っていたら、
私が締切3日前くらいに提出している原稿を前担当編集さんは締切翌日とかに入稿していて、
前半に掲載するにはリスクが高い締切を守れない作品だと編集部に思われていたらしく…
え??そんなことある??と…
私は締切を守っているしアンケートも良くて、もし人気通り上位3分の1くらいに載っていたらよりたくさんの人に読んでもらえたかもしれないのに、
こんなしょうもないことで掲載順を下げられたり1周年のカラーも巻頭ではなくセンターになってしまうんだなと…」
とのこと。ちょっと信じ難い話である。
この50号ではあだち充「タッチ」が書き下ろしで表紙に登場、画業55周年とのこと。ただ最近はあまりサンデーに掲載されてはいないようで、ご本人も「ご迷惑をおかけして」とかなり恐縮の体であり、オマージュマンガも高橋留美子さんと青山剛昌さんという大御所で、なんというか「今を生きる」感がちょっと少ないのでは、という感じはした。
マンガ賞や「このマンガがすごい!」などで話題になっている作品もあるのになぜそれをメインに持っていかないのかは不思議なのだけど、その辺は同じ一ツ橋系でもジャンプとは違うところなのだろうなとは思う。
「タッチ」や「俺は直角」などの青春ものをどうしてもサンデーの柱にしたいという主張が強いという話はどこかで読んだことがあり、その方針がジャンプやマガジンに比べて遅れをとってしまった理由だとは言われていたようだが、「学年別学習雑誌の小学館」という伝統がもう一つ「マンガ及び漫画家に対するリスペクト」が足りなくなる理由なのかなという気もした。
http://raikumakoto.com/archives/5649640.html
小学館というと雷句誠氏との上記のトラブルも思い出されるし、最近では「セクシー田中さん」の芦原妃名子さんの痛ましい出来事もあった。いずれも「漫画家とマンガ作品に対するリスペクト」について一転の疑いもない、という感じではないのが残念なところではある。
https://x.com/ichichigu/status/1990435218944401571
「…色々思うところはありますが、一番大きな気持ちとしては、
好きな作品が後ろの方に載っていたらなんだか不安になるし、アンケ順位の良い今作はそういう読者さんが特に多いと思ったので本当は人気だと伝えたかったこと、
そして今作は多くの能楽関係者の方々にご協力いただいており、そこには「この作品をきっかけに能に触れる人が増えたら」という想いも確実にある中で、作品の名誉を守らないといけないと思ったこと
そうした中で、「本当は人気なんです」だけだと伝わらないので掲載順と乖離している理由の一部も添えた次第でした」
「シテの花」は本当に斬新な作品だと思うし、能楽界の意気込みも感じられる作品ではあるので、このように内幕を明らかにして作品の名誉を守りたいという作者さんの気持ちは当然だろうと思う。これを機会に、さらに大きな支持を受けて羽ばたく作品になってほしい。サンデーも「小学館ならでは」という作品もあるように思うので、会社全体としてその辺りのところをしっかりしてもらえたらという気はする。
***
https://x.com/senkyoyosou/status/1990289057700880606
ANNの世論調査結果、自民支持が40%を超えていて、高市効果だなと思う。
https://x.com/senkyoyosou/status/1990365536279257207
時事通信の結果とはかなり異なるのだけど、これは積極的支持と消極的支持の違いだろうか。いずれにしても浮動票がいまは高市政権に集まっているということは事実だろう。
https://x.com/47news_official/status/1990403914412265985
逆にこういう記事もある。自民党の福島市長候補が落選したというのだが、この市長は与野党相乗りで立憲の前議員に敗れたということなのだけど、さまざまなツイートを読んでいると争点になったのはメガソーラー問題のようで、そうなると高市支持者はむしろ新人候補に投票したのではないかと思った。
制作課題がいろいろ多岐にわたるから、こうした「ねじれ現象」は当然起こってくるように思う。これを単に「自民現職の落選」と片付けるのは明らかに「支持率下げてやるww」の姿勢から敢えて一面的に報道した感じがある。
ただ実際にはこうした「ねじれ現象」は日本中にあるだろうから、いますぐに解散総選挙になっても自民党が勝つとは限らないということも言えるのだろうと思う。石破前首相は安倍政権時代に戻って不満たらたらだし、割り切って高市首相の姿勢を支持している人ばかりではないのが自民党内の現状だろうとは思う。
経済政策の効果が出てきて、中国との摩擦もとりあえずは解消してからが、勝負どきになるのだろうとは思う。
父の誕生日/地中海の干上がりと大洪水による復活
Posted at 25/11/17
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11月17日(月)晴れ
昨日。一昨日はホテルに一泊。11時ごろにチェックアウトし帰る人は帰り、用事のある人は出かけ、10人ほどで父の墓参りに。秋が深まり、お墓の周りの景色も山が色づいて空も青く、美しい感じになっていた。
その後実家に帰って話をしながら、三々五々帰る人は帰って行き、4時過ぎに母を送って弟と妹たちが出発して、実家は日常に戻ったのだが、だいぶ疲れが出てその後で買い物に行くつもりだったのをやめてあるものだけを食べて夕食にし、早めに休んだ。起きて今日、父の誕生日である。生きていれば91歳。仏壇に線香をあげる。
***
どうも疲れが出ていてなかなか書くことを思いつかないし、ネットを見ていても心が動かない感じである。
https://x.com/kanjinag/status/1989706438554579356
少しネットで読んだことを書いておくと、今から596万年前にジブラルタル海峡が地殻変動で塞がってしまい、地中海が干上がったことがあったのだそうだ。これをメッシニアン塩分危機というのだそうだ。
メッシニアンというのは地質年代で、6600万年前から始まる新生代の新第三紀中新世(2300万年前以降)の最後の時代で724万6千年前から始まる。その後半の時代にこの現象が起こったということのようだ。
そして鮮新世の始まる533万年前からがザンクリアン期に入るが、この時に「ザンクリアン大洪水」というものが起こり、ジブラルタル海峡が再び開通して大西洋から大量の海水が流れ込んで地中海が復活した、ということなのだそうだ。
ザンクリアン期というのは人類の祖先とされるアウストラロピテクスが出現した時期なので、その時にはすでに地中海は復活していたということになる。ただ、人類が生きていた時代にこうした塩分危機やあるいは大洪水があったら、それは人類の記憶に刻まれたのではないかという気はする。ノアの洪水やソドムとゴモラの塩の柱に化したロトの妻の話、あるいはモーゼの十戒の話に出てくる海が割れた現象なども、実際の地質現象を反映している可能性もあるのかもしれないなという気はした。まあとりあえずは妄想の範疇ではあるのだが。
日本神話は温暖湿潤な日本の気候を反映して、葦牙(あしかび)の萌え出るが如く生命が自然に生まれてくる豊穣なイメージがあるけれども、聖書の伝説のような乾燥帯の神話とは全く違うものだなと改めて思ったりした。
アグネス・チャンが大人気/保守とリベラルの対立軸を考える
Posted at 25/11/16
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11月16日(日)晴れ
昨日は仕事の後市内のホテルで母の九十の賀。子や孫が十数人集まりいろいろ話をしたりしてよかった。「私は誰でしょうクイズ」というのをやり、いろいろ質問の答えを聞いて誰の答えかを当てるのだが、「最初に好きになったアイドル」という質問に「アグネス・チャン」と答えた人が私を含めて三人いて、世代だなと大笑い。YouTubeにアクセスしてテレビに当時の動画を映して見たのだが、今10代の子も「かわいいね」というので「可愛いよ」と言っておいた。まあアイドル、という呼称が出だした走りの時期だなとは思ったのだが。
今朝はチェックアウト後、父の命日が近いので墓参りに行く予定なので、宿を抜け出して準備してがてらブログを更新している。
***
https://note.com/isariki0203/n/n4f4c90fb5c62
昨日読んだ記事で印象に残ったもの。
“社会的な安定に対して、正義の分断が怒るという考察と予言は、すでに幾人もの思想家、哲学者が述べている。
例えば、ルネ・ジラール『暴力と聖なるもの』では、安定した社会は模倣的欲望を生み内部で敵を作るとしている。
ハンナ・アーレント『全体主義の起源』では、安定社会で人々が「個の意味」を失うと、道徳的熱狂に救いを求めるとしている。
これらは、いずれも現在の保守とリベラルの分断と、その後の社会不安を予言するものである。”
現代では保守とリベラルの「正義の分断」が起きているという指摘で、保守は「安全や安定」を求め、リベラルは「善人であること」を求める、という指摘であり、これはなるほどと思うところはあるのだが、不安定な社会であれば安定を求めること自体が正義になるので保守とリベラルの分断は起こりにくいが、安定しているからこそ「より安全を求める」人たちが「保守」になり、「善人でありたい」という人たちがリベラルになる、という分断が起こる、という指摘である。
私は保守よりだから日本の現在の安定や繁栄などは「砂上の楼閣」であるという感じは持っているし、それを維持するための努力は必要だと思うけれども、とりあえずは安全であるからこそ、より理想を実現していくべきだ、という考えがあることもわからなくはない。
もちろん保守とリベラルの分裂の全てがこのことによって説明されるわけではないけれども、日本においては特に安全保障問題や治安問題が両者の分かれ目になっているので、そうした印象が強いということだろうアメリカなら「リベラルホーク」と呼ばれるリベラルなタカ派というものも存在するのだが。
日本の保守派は「文化の維持」というものにあまり拘らない傾向があるとか、リベラルは安全保障に対する考え方がお花畑すぎるとか、本来の、というか少なくとも諸外国の保守やリベラルのあり方とは違う面が結構あるのであまりこの「保守ーリベラル対立」の議論軸に囚われすぎな方がいいとは思うけれども、こうした考察はもっとされていいだろうなとは思った。
今日は時間がないのでこの辺で。
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